くらし

2017年04月02日

全く新しいヨーグルトの活用法が登場!いまブームの「乾物ヨーグルト」がかなり革命的

乾物ヨーグルトってご存知ですか? 切り干し大根や高野豆腐などの乾物を水ではなくヨーグルトで戻すという新しい調理法です。
作り方はいたって簡単。容器に乾物と無糖プレーンタイプのヨーグルトを入れて混ぜ、冷蔵庫に約8時間置いておけばOK!
通常、乾物は水で戻して、戻し汁を捨ててしまいます。しかし、戻し汁には栄養がたっぷり含まれているのです(捨てるなんてもったいない!)。その点、乾物ヨーグルトの場合は、戻したヨーグルトごと料理に使うので、栄養が無駄なく摂取できます。

一緒に食べると、いいこといっぱい! 毎日食べたい乾物ヨーグルトレシピ 決定版

今回は、乾物ヨーグルトの活用法やレシピが満載の『一緒に食べると、いいこといっぱい! 毎日食べたい乾物ヨーグルトレシピ 決定版』から、ヨーグルトで戻す調理法に合う9つの乾物とそのヘルスポイントをご紹介させていただきます。

ヨーグルトで戻す調理法に合う9つの乾物

乾物ヨーグルトは組み合わせる乾物によって、便秘の改善やダイエット効果、肌ツヤとハリの維持、血圧改善、冷え性の改善など、様々な美容・健康効果が期待できるそう! 
まずは乾物ヨーグルトにぴったりの乾物を9つ、主な栄養素とヨーグルトを合わせた時の相乗効果と一緒に紹介したいと思います。

1.切り干し大根

切り干し大根

切り干し大根には、骨や歯の主成分であるカルシウム、高血圧やむくみの予防になるカリウム、腸内環境を良くする食物繊維が含まれています。
ヨーグルトで戻すことで、カルシウムの摂取量が大幅アップ! 切り干し大根に含まれるカリウムや食物繊維、鉄分も同時に摂れるため、貧血対策にもぴったりです。

2.高野豆腐

高野豆腐

高野豆腐には、血中のコレステロールを下げることで肥満改善の手助けをする大豆タンパク質、全身に酸素をいき渡らせるために必要な鉄などが含まれています。
鉄は体に吸収されにくい成分なのですが、動物性タンパク質が豊富なヨーグルトで戻して食べることで吸収率が高まるといわれています。

3.干しわかめ・寒天

干しわかめ・寒天

干しわかめと寒天には食物繊維とカルシウムが含まれています。これらは、ヨーグルトに含まれる乳タンパク質と合わせることで、骨を強くする効果が期待できます。

煎り大豆

煎り大豆

煎り大豆の主な成分は、大豆タンパク質、イソフラボン、大豆オリゴ糖、食物繊維です。イソフラボンは動脈硬化の予防に効果的とされ、大豆オリゴ糖は腸内細菌を整える働きがあるとされています。
なお、オリゴ糖や食物繊維は善玉菌のエサであり、ヨーグルトの乳酸菌には善玉菌を活性化させる力があります。そのため、一緒に食べることで善玉菌が増え、腸内環境の改善に大きな役目を果たしてくれると考えられます。

5.煮干し

煮干し

煮干しはカルシウムと鉄、ビタミンB12が豊富に含まれています。ビタミンB12は、赤血球を作るのに必要な栄養素です。
ヨーグルトで戻して一緒に食べること、不足しがちなカルシウムが一度にたくさん摂れます!

6.オートミール・クスクス

オートミール・クスクス

オートミールとクスクスには免疫機能やコラーゲン生成能力に必要なビオチン、皮膚や粘膜の健康維持を助けるナイアシンが含まれています。これらは水に溶けやすい性質がありますが、戻したヨーグルトごと食べることで流出させることなくしっかりと体に取り込めます。

車麩

車麩

車麩の主な栄養素は、皮膚や内臓、筋肉を作る植物性タンパク質。その他、鉄とナイアシンも豊富に含みます。
ヨーグルトで戻すことで、麩の植物性タンパク質と、ヨーグルトの動物性タンパク質を一緒に摂ることができるため、栄養バランスが良い組み合わせといえます。

8.ドライフルーツ

ドライフルーツ

ドライフルーツには老化を招く活性酸素の働きを抑えるβ-カロテンやアントシアニンなど抗酸化物質が豊富に含まれています。
なお、β-カロテンは脂溶性のため、ヨーグルトで戻すことで吸収率が高まります。さらに、ドライフルーツは食物繊維が豊富なため、ヨーグルトの乳酸菌と共に腸の働きを活性化してくれるというメリットも。

9.切りいか、干し貝柱

切りいか、干し貝柱

切りいかと干し貝柱には、人間の生命維持に必要不可欠な必須アミノ酸をバランス良く含んだ動物性タンパク質、肝機能を強化する作用があるとされるタウリン、免疫力を高めて新陳代謝を良くする働きがあるといわれる亜鉛が主に含まれています。
カルシウムを含んだヨーグルトで戻すことで、タンパク質の合成などに関わる亜鉛との相乗効果が期待できます。

ここまでで、乾物ヨーグルトのすごさを感じていただけたでしょうか。ここで紹介していない乾物をヨーグルトで漬けてみて、新しい美味しさや健康効果を探してみるのもいいですね。

応用編!切り干し大根を使った「切り干し大根と納豆、トマトのサラダ」を作ってみましょう!

ここで、乾物ヨーグルトを使った「切り干し大根と納豆、トマトのサラダ」の作り方をご紹介します。

切り干し大根と納豆、トマトのサラダ

ヨーグルトで戻した切り干し大根と、みずみずしいトマトの組み合わせで後味さっぱり!切り干し大根を絡ませることで納豆がほどよい粘り気になり、食べやすくなります。

材料(2人分)

切り干し大根・・・・・・20g
プレーンヨーグルト・・・・・・60g
納豆・・・・・・80g
トマト(1cm角に切る)・・・・・・1/2個分(約80g)
しょうゆ・・・・・・適量
練り辛子(好みで)・・・・・・適量
万能ねぎ(小口切り)・・・・・・2本分

作り方

1.切り干し大根、プレーンヨーグルトは保存容器に入れてよく混ぜ、蓋をして冷蔵庫で約8時間もどす。
2.1をはさみで1cm長さに切る。切り干し大根は保存容器の中で、はさみでカットするとよい。
3.納豆をよく混ぜ、2とトマトを加えて均一に混ぜる。しょうゆ、練り辛子を加えて混ぜ、器に盛って万能ねぎを散らして完成。


驚くような組み合わせだけれど、不思議と美味しい乾物ヨーグルト。しかも、とっても体に良いなんていいこと尽くめですよね!
作り方も簡単な上、約1週間は保存がきくので、作り置きしておくと便利です。『毎日食べたい乾物ヨーグルトレシピ 決定版』では、乾物ヨーグルトを使った美味しく手軽なメニューや役立つ知識を他にもたくさん紹介しています! ぜひ読んでみてくださいね。

参考書籍

サカイ優佳子+田平恵美著 『一緒に食べると、いいこといっぱい! 毎日食べたい乾物ヨーグルトレシピ 決定版』 定価:1,296円 世界文化社

一緒に食べると、いいこといっぱい! 毎日食べたい乾物ヨーグルトレシピ 決定版

オノハルコ

オノハルコ

オノハルコ ライフスタイル誌、グルメ誌を中心に活動中のエディター/ライター。株式会社晴レノ日スタヂオ所属。趣味は料理と食べ歩き。毎年、味噌を仕込んでいます。  http://harenohistudio.tumblr.com/

関連タグ

この協力者の他の記事を見る

このライターの詳細へ

最新記事

もっと見る

SERIES 連載

More

CATEGORIES カテゴリー