お正月に何度も食べたいお雑煮レシピ3品│究極の白醤油『三河しろたまり』が染みる!

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あったか~い汁物が体にも心にも染み入る季節がやってきました! お雑煮や鍋料理、うどんなど、スープやおだしに色を付けずに味付けしたい…。そんなときに重宝するのが「白醤油」です。白醤油自体の旨みや甘みも相まって、通常のお醤油とは一味違った仕上がりになるんですよ。
今回は、愛知県碧南市の日東醸造が作り続ける、究極の白醤油『三河しろたまり』のおいしさの秘密やこだわりはもちろん、お正月に何度も食べたいお雑煮レシピ3品と餅うどんレシピをご紹介させていただきます。

お正月に何度も食べたい♡お雑煮レシピ3品

お雑煮の準備は整いましたか? 究極の白醤油『三河しろたまり』を使ったお出汁『三河白だし』で作るお雑煮レシピを3品、ご紹介します!

スタンダードな「雑煮」レシピ

スタンダードなお雑煮レシピ

材料(4人分)

・三河白だし 130cc
・水 5カップ
・白菜 80g
・人参 60g
・生椎茸 4枚
・鶏むね肉 100g
・焼き餅 8個

作り方

1. 鶏肉は一口大に切る。白菜も一口大、しいたけは石づきをとる。人参は花形にする。
2. 鍋に三河白だしと水を入れ加熱し、(1)を加えて煮る。
3. 焼き餅を入れ、器に盛る。

角餅を使った「東京風雑煮」レシピ

角餅を使った「東京風雑煮」レシピ

材料(4人分)

煮汁
・三河白だし 115cc
・水 3カップ

・里芋 8個
・海老 4尾
・干し椎茸 4枚
・鶏もも肉 100g
・角餅 4個
・かまぼこ 4枚
・小松菜 20g
・ぎんなん 4個
・ゆず(飾り用) 適量

作り方

1. 里芋は八角に皮をむき水に30分つけた後、もどした椎茸と、中火で茹で、水気を切る。
2. 鶏肉は一口大にそぎ切りし、小松菜は茹で水気を絞り、かまぼこは半分に切り、海老は殻、背わたをとる。
3. 鍋に煮汁を入れ煮立て、1. 2. の具材を入れ煮立ったら弱火にし、3〜4分煮る。
4. 餅を焼き、お椀に3. を注ぎ、ゆずを添える。

あんかけで仕上げる「上海風雑煮」レシピ

あんかけで仕上げる「上海風雑煮」レシピ

材料(2人分)

煮汁
・湯 600cc
・鶏がらスープの素 小さじ1/2
・三河白だし 大さじ2
・酒 大さじ1

・海老 4尾
・酒 大さじ1
・片栗粉 適宜
・揚げ油 適宜
・いか 60g
・白菜 1枚
・たけのこ 30g
・干し椎茸(大) 2枚
・人参 20g
・ほうれん草 1/4束
・餅 4個
・片栗粉 大さじ1・1/2
・水 大さじ2

作り方

1. 海老は尾を残して殻をむき、背わたを除き切れ目をいれ、酒をふり、10分ほど置いてから片栗粉を付けて揚げる。
いかはかのこに切り込みを入れ3cm角に切り、さっと茹でる。
白菜はそぎ切り、たけのこは薄切り。
干し椎茸はぬるま湯で戻し、亀甲に切る。
人参は7㎜の厚さに輪切りし、梅型またはひさご型で抜き茹でる。
ほうれん草は色よく茹でて水気をしぼり3cmの長さに切る。
2. 鍋に煮汁を煮立て、白菜・たけのこ・干し椎茸を入れひと煮し、水とき片栗でとろみをつける。
海老・いか・人参・ほうれん草を加えてひと混ぜし火を止める。
3. 丼に焼いた餅を入れ、2.のあんをかける。

お正月のランチにピッタリ♡おせち料理の間に食べたい、力餅うどんレシピ

おせちの合間に、お餅入りのうどんはいかがですか? 究極の白醤油『三河しろたまり』を使ったお出汁『三河白だし』で作る力餅うどんレシピをご紹介します!

来福力餅うどん

来福力餅うどん

材料(2人分)

・うどん(茹で麺) 1玉
・よもぎ餅、きび餅など 各2切れ
・鶏もも肉 70g
・酒 大さじ1
・かまぼこ(赤) 1/6枚
・油揚げ 1枚
・ほうれん草 1/3束
・七味唐辛子 適宜

つゆ
・お湯 4カップ
・三河白だし 1/4カップ
・みりん 大さじ2
・砂糖 小さじ1

作り方

1. 鶏肉は一人2個に切り、酒に浸しておく。かまぼこは日の出切り。油揚げは湯抜きしたのち短冊切り。ほうれん草は色よく茹で4cm長さに切る。
2. 鍋につゆを煮立て、鶏肉を入れ一煮立ちしたら、ほうれん草以外の材料を加えて煮込み、仕上げにほうれん草を入れる。
3. お好みで七味唐辛子をふっていただく。
※節分に向けてのメニューにもオススメです。豆まきのあとで召し上がっていただきたい、身も心も暖まる、三河白だしのうどん鍋です。

お雑煮もうどんもこんなにおいしくしてくれる、「白醤油」をご存知ですか?

白醤油とは、愛知県の特産物。原料は主に小麦で、色は淡く、甘みが強いなど独特な風味の醤油です。
まるでだし汁のように色が薄いことから、茶碗蒸しや吸い物など素材の色を生かしたい料理に使われてきました。

究極の白醤油『三河しろたまり』

その起源にはいろいろな説がありますが、江戸時代後期1800年ごろに、金王寺味噌の上汁を調味料として用いたところから、当時の三河国新川(現在の愛知県碧南市)で作り出されたのが始まりだと言われています。

日東醸造の白醤油「『三河しろたまり』

日東醸造の白醤油「『三河しろたまり』

大正初期の創業以来ずっと、愛知県碧南市でこの白醤油を作り続けてきたのが日東醸造。
そもそも白醤油は小麦のみで作るものでしたが、その歴史のなかで大豆を加えて作る製法が一般的に。そんな中、先代会長が「昔の白(醤油)は、違ったような気がする」と。
そのひとことをきっかけに、日東醸造の究極の白醤油作りは始まりました。製法を変えたり、原料を工夫したりしながら、試行錯誤を繰り返しました。

そうして平成5年に完成したのが『三河しろたまり』です。大豆は一切使わず、愛知県産小麦で作った小麦麹を通常の2倍量使用。そこに伊豆大島の伝統海塩「海の精」を加え、活水器を通した水を加えて仕込みます。

『三河しろたまり』は、白醤油ではなく、“しろたまり”なのはなぜ?

白醤油ではなく“しろたまり”と称しているのは、しろたまりには大豆を使用していないため、法律上、「醤油」と表記できません。そのため「小麦醸造調味料」と表記していますが、大豆を使用しないこと以外、製造方法は白醤油と同じです。白醤油を極めることで「醤油」と名づけられないとは…!

ちなみに“しろたまり”とは、通常の白醤油より2倍の小麦量を使い濃厚に仕上げているので、白醤油の「たまり」という意味で名づけた商品名です。

水にもこだわった『三河しろたまり』は、大多賀の地に工場を

愛知県の奥三河、足助町の山あいの集落、大多賀のおいしい湧き水

こうしてできあがった『三河しろたまり』をさらにグレードアップするために、水にもこだわりたい。そこで日東醸造では、ミネラル豊かな天然水を求めて各地を探し回りました。
そうして発見したのが、愛知県の奥三河、足助町の山あいの集落、大多賀のおいしい湧き水です。

当初はこの水を碧南まで運んで『三河しろたまり』を作ろうと考えました。しかし、大多賀の自然環境があまりにも素晴らしく、そのうえ標高720メートルという夏場でも涼しい気候が『三河しろたまり』の色をより淡く仕込むのに最適であることから、この地に工場をつくることに。

廃校となった「足助町立大多賀小学校」の井戸から湧き水と同じおいしい天然水が湧き出ていたため、この校舎を改装。

そして、古式白醤油製法を再現するため、本社工場で使用している繊維強化プラスチック製の桶ではなく、昔ながらの木桶を設置して「日東醸造足助仕込蔵」を開設しました。

古式白醤油製法を再現するため、本社工場で使用している繊維強化プラスチック製の桶ではなく、昔ながらの木桶を設置して「日東醸造足助仕込蔵」を開設

小麦の栽培にも挑戦している『三河しろたまり』

小麦の栽培にも挑戦している『三河しろたまり』

味へのこだわりが高じて、日東醸造では平成14年から、小麦の試験栽培をスタートさせました。地元の方の協力のもと、仕込み蔵周辺で、小規模ながら化学肥料を使用せず、無農薬で育てる小麦を作ろうとしています。

「自分たちで育てた小麦でしろたまりを作る」というその夢は、近い将来叶うことになるでしょう。

『三河しろたまり』の他にもたくさん!日東醸造のおすすめ商品

なお、日東醸造では、『三河しろたまり』のほかにもさまざまな商品を製造しています。

日東醸造の『三河白だし』

三河白だし

『三河白だし』は、「枕崎産一本釣本鰹」「北海道産真昆布」「愛知県産干し椎茸」という厳選しただし原料を自社工場の釜でていねいに煮出し、「足助仕込三河しろたまり」と「三洲三河みりん」を合わせたものです。

日東醸造の『旨塩麹鍋つゆの素』

旨塩麹鍋つゆの素

『旨塩麹鍋つゆの素』は、タカコ・ナカムラ氏プロデュースの米麹から作った「旨塩麹」に、小麦粉から作った「足助仕込三河しろたまり」を合わせて、旨みと甘みたっぷりの仕上がりに。

日東醸造の『ベジブロス麹鍋つゆの素』

ベジブロス麹鍋つゆの素

『ベジブロス麹鍋つゆの素』は、国産のかぼちゃ、にんじん、玉ねぎを皮や種ごとぶつ切りにして、じっくり煮込んだ野菜スープに、「旨塩麹」と「足助仕込三河しろたまり」を合わせた自慢の逸品。

さらに、これらの商品を使えばお正月レシピもおいしく仕上がること間違いなし! 日東醸造では、行事食はもちろん、毎日のお料理がさらにおいしくなるレシピを提案しています。


ぜひ、毎日の食卓で使ってみて、発酵ライフをエンジョイしてみてくださいね。


関連リンク

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