N.Y.でオーガニック納豆や麹食品を作っているホリスティックシェフJayさん。世界各国で様々な料理に携わってきたJayさんによる、“カラダもココロもキレイになる”発酵食品レシピをご紹介します。
今回は、ニューヨークの朝食の定番、ベーグルサンドのレシピ。ニューヨーカーの朝の風景とともにお楽しみください!
ニューヨーカーの朝食ゲット法、「Grab and Go」にはベーグルがピッタリ
ニューヨークはベーグルの街、朝と言えばベーグルだ。
例えばウィークデーのニューヨーク8:30AM。サブウェイの階段を駆け上がり、足早にオフィスへ向かうビジネスパーソンたちの多くが、出勤前に朝食をさっと買っていく”Grab and Go”。デリ、ストア、ベンダーで買ったスムージー、フルーツ、サンドウィッチなどで朝にエネルギーを満たす。
そのなかでも不動の人気を続けるのがベーグル。様々な種類と共にトッピングも選ぶことができ、いろいろな組み合わせを楽しめる。
朝食ベーグルのオーダー法 in ニューヨーク
そんなベーグルショップでのオーダーの仕方は、例えばこんな感じだろうか。
「ラージコーヒーにソイミルクを、あとは軽くトーストしたホールウィート・ベーグルにスキャリオン(ネギ)入りローファット・クリームチーズを少なめにスプレッドして、それにアボカドのスライスをオン・ザ・トップで」
ニューヨーカーの朝のエナジーソース、ベーグル
ユダヤ人コミュニティがニューヨークへ持ち込んだと言われているドーナッツのような形をしたベーグルは、マンハッタンのいたるところで売られている。
ベーグルの特徴はベイクする前にいちど茹でてあること。パン生地を茹でるというのは奇妙に感じられるかもしれない。しかしこの工程を経ることで、噛むほどにモチモチした独特の生地から、香ばしく甘みのある小麦の風味があふれだす。
それはニューヨークに住む喜びを感じる瞬間。この街で暮らすにはパワーとスピードが不可欠であり、ベーグルはニューヨーカーの朝の大切なエナジーソースだ。
クリームチーズを味噌ヨーグルトに置き換えて作る、ヘルシーな発酵ベーグルサンド
また、バターやオイルを使用していないヘルシーさもベーグル人気のひとつ。
今回は定番トッピングのクリームチーズの代わりに乳酸菌の豊富なヨーグルトを使い、そこへ日本の発酵食品の味噌を使ってヘルシーにアレンジしてみる。
ベーグル in NY ♡ 味噌ヨーグルト風
材料
・ベーグル 4個
・アボカド 1個
味噌ヨーグルト
・味噌 大さじ1
・水切りヨーグルト カップ1/2
・マスタード 大さじ1
・ガーリックパウダー 小さじ1/2
・ハラペニョ 少々(お好みで)
甘酢漬け
・大根 3cmほど
・赤玉オニオン 1/4個
・プチトマト 少々
・酢 カップ1/2
・水 大さじ2
・メープルシロップ(はちみつ) 大さじ1
作り方
味噌ヨーグルト
1.目の細かいザルか、布でヨーグルトの水切りを一晩する。
2.味噌、マスタード、カーリックパウダーをヨーグルトに混ぜる。
甘酢漬け
1.酢とメープルシロップ、水を混ぜる。
2.スライスした大根と玉ねぎを別々に一晩漬け込む。
仕上げ
1.ベーグルはそのままでも良いが半分に切ってトーストすると香ばしく美味しい。
2.1に味噌ヨーグルトをぬり、甘酢漬けやアボカドなどのトッピングを飾る。