NY発!発酵レシピ

2017年11月28日

【スプリットピー塩麹風スープ】ニューヨーク発!ホリスティックシェフJayさんの発酵レシピ

N.Y.でオーガニック納豆や麹食品を作っているホリスティックシェフJayさん。世界各国で様々な料理に携わってきたJayさんによる、“カラダもココロもキレイになる”発酵食品レシピをご紹介します。
今回は、「イエロースプリットピー」という豆を使って、シンプルなスープを作ってくれたJayさん。塩麹でグッと旨味が引き出されて、とってもおいしく仕上がりました♪

English article:英語版レシピはこちらから
【Yellow sprit pea soup with Shio-koji】Jay’s Ha.cco-licious Recipes


安全で暮らしやすく、日本人も多いクイーンズ

ニューヨークのクイーンズ

インディアンタウンとしても知られるジャクソンハイツ

Jackson Heights, New York

インディアンタウンとしても知られるジャクソンハイツ

マンハッタン島の東に隣接する地区クイーンズ。ここには多種多様な人種が住んでいる。
安全で暮らしやすいこともあり、日本人を始めアジア人の人口も多い。

そのなかのジャクソンハイツは、マンハッタンからサブウェイで20分ほどの便利なところにある街のひとつ。
このあたりはインド系の移民が多く住むインディアンタウンとしても知られている。

駅前のメインストリートにはインド料理のレストランが並んでおり、歩いていると香辛料の良い香りが漂ってくる。
どの店もランチタイムには10~12ドルくらいのビュッフェをやっていて、ウィンドウ越しに並べられた料理を見ながらレストラン選びをするのも楽しい。
ビュッフェなら、インド料理に詳しくなくてもいろいろな料理が味わえるとあって、ウィークエンドはどこも賑わっている。

エスニック食材を買い求めるニューヨーカーも

その他にも、数多くのスパイスを始め、独特な食材を売っているマーケットも軒を連ねているため、ここでエスニック食材を買い求めるニューヨーカーも多い。
ただし、値段も種類も多くとても安いが、パッケージが大きいので使い切るのは大変かもしれない。

「イエロースプリットピー」で、豆の王国・インド風のスープを

イエロースプリットピー

今回はこのインディアンタウンで買い求めたイエロースプリットピーを使って簡単なスープを作ってみた。
このレシピは出汁もいらないようなスープなのだが、それでいて濃厚で旨味のあるスープに仕上がる、寒い日におすすめのカンタンインド風レシピ。

インドはベジタリアンが非常に多く、しかもその歴史が数千年あるため、重要なタンパク質の栄養源として豆の種類と豆料理が非常に多い、実に「豆の王国」。
インドへ行けば知らず知らずのうちに1日の食事の中にたくさんの豆料理が提供されることだろう(余談になるが、インド旅行中はお腹の調子が非常に良かった)。

スプリットピーがなければレンズ豆で代用可

スプリットピーは、乾燥させたエンドウ豆などを2つに割ったグリーンとイエローの2種類がよくある。インドを始め欧米でもよく使われる豆だ。
日本では手軽に入手できるのかどうか分からないが、もし入手できなければ、レンズ豆などの乾燥豆でも大丈夫。
そして今回はこのインドのスープに塩麹でさらに旨味を足してみることにした。

スプリットピー塩麹風スープ

スプリットピー塩麹風スープ

材料

・イエロースプリットピー 100g
・水 400g
・玉ねぎ 1/4個
・にんにく 1かけ
・クミン 小さじ1杯
・オリーブオイル 小さじ2杯
・塩麹 小さじ 2杯
・カレー粉 小さじ1杯
・パセリ 少々

作り方

1. スプリットピーを一晩水に漬ける。
2. 熱したフライパンにオイルを入れ、クミン、にんにく、玉ねぎを軽く炒める。
3. 鍋に水に漬けた豆と炒めたものを入れ20分ほど煮込む。
4. 塩麹とカレー粉を加え、ブレンダーにかけて滑らかにする。なければマッシャーなどで豆を潰す。(濃厚になりやすいので、必要なら水を足す)
5. 鍋で温めパセリ、クミンを散らす。ナン、チャパティなどと共に召し上がれ。
POINT: ブレンダーにかけたあと、濃いようであれば水を足してみて。

Jay’s note

インドには一体どれくらいの種類の豆と豆料理があるのだろうか。インドでは、イエロースプリットピーは「チャナダル」と言われている。
ヨーロッパでは、豆のスープに使われ、中世から食べられてきた。

イエロースプリットピーは、インド料理の他にもさまざまな料理にも使われている。
イラン料理の代表的な家庭料理「ホレシュテ・ゲイメ(khoresh gheymeh)」は、米と一緒に食す。

ホレシュテ・ゲイメ(khoresh gheymeh)
ホレシュテ・ゲイメ(khoresh gheymeh)

また、イラン北部の名物料理「コフタ(キョフテ、クーフテ)」や、中華料理の甘いお菓子などにも使われている。イエロースプリットピーは、世界各地で愛される栄養豊富な食材なのだ。

コフタ(キョフテ、クーフテ)
コフタ(キョフテ、クーフテ)

English article:英語版レシピはこちらから
【Yellow sprit pea soup with Shio-koji】Jay’s Ha.cco-licious Recipes


Jay浅沼

Jay浅沼

シェフ、ホリスティック・ヘルス・コーチ。ニューヨーク在住。蕎麦、懐石、フレンチ、インド料理等、日本とニューヨークで本格的に実績を重ねたシェフとしての経験を活かし、「食と健康の未来」を追求。同時に「食と人のつながり」を探し求める日々。現在は執筆や講演、個人カウンセリング等の他、自ら「納豆屋」としてオーガニック納豆、麹食品等の健康食品も取り扱っている。セミナーや講演も受付け中。ブログ:NY Holistic Style

関連タグ

この協力者の他の記事を見る

このライターの詳細へ

最新記事

もっと見る

SERIES 連載

More

CATEGORIES カテゴリー