当記事は、二十四節気の発酵レシピ「芒種」でご紹介した、自家製の手作りカリカリ梅の続きになります。
よく見かける、おなじみの「赤いカリカリ梅が作りたい!」というリクエストをいただき、今回は、前回のレシピに少し手を加えて、赤いカリカリ梅の仕込み方をご紹介します。
お弁当のアクセントに、赤く染めた定番のカリカリ梅はいかがですか?
初めての梅仕事に最適!定番の赤いカリカリ梅を手作り
前回作った青いカリカリ梅を、塩で揉んだ赤しそで染めていきます。意外と簡単にできますので、ぜひチャレンジしてみてください!
材料
・赤しそ 梅の重さの30%(前回記事で梅1kg使用したので赤しそ300g)
・赤しその塩もみ用の塩 赤しその18%(今回は54g)
作り方
1、太い茎から赤しそを外す。量が多いのである程度でOKです
2、水でよく洗い、赤しその表面の汚れを落とし、ザルにあげ水をよく切る。
3、【赤しそを塩もみします。より丁寧に塩もみするために、塩を2回に分けて塩もみします。】
(1回目)大きなボウルに赤しそを入れ、おおよそ塩半分を入れ、よく混ぜ20分ほど置き、強くにぎって絞る。(2回目)残りの塩を入れよく揉み込みまた強く絞る。
4、漬けるための赤しその下準備ができました。漬けておいたカリカリ梅に直接入れます。
ポイント1:カリカリ梅の梅酢をお玉1杯ほど赤しそにかけて、よくほぐしてから入れると袋の中で混ぜやすくなります。
ポイント2:中に入れていた卵の殻を捨ててしまってOKです
5、空気を抜きゴムで止めて冷蔵保存します。まんべんなく色がつくように2,3日に1度混ぜて色付けをします。
6、色付け完了
5日でこれくらい色がつきました。赤しそはいれたままで1年程度保存できます。
赤いカリカリ梅は赤しそで染めて簡単にできる!
意外と手軽に作ることができる赤いカリカリ梅。赤く染まるとかわいいですね^^
また、長期間保存できるのも嬉しいところ。赤しそと酢をまぜた、赤い「梅酢」はお酢代わりに使える調味料にもなります。
次回の節気「夏至」では、赤い梅酢を使って紅生姜をご紹介しますので、お楽しみに!
旬の仕込みごとをすると、昔の人への尊敬と感謝の気持ちが自然と湧き上がってきます。梅のシーズンも残りわずか。ぜひ梅を手に入れて梅仕事を楽しみましょう!