N.Y.でオーガニック納豆や麹食品を作っているホリスティックシェフJayさん。世界各国で様々な料理に携わってきたJayさんによる、“カラダもココロもキレイになる”発酵食品レシピをご紹介します。
ニューヨークで大人気のヨーグルトを教えてくれたJayさん。今回は、ちょっと変わったヨーグルト?とされる「ケフィア・ヨーグルト」を使ったドレッシングレシピをお届けします!
English article:英語版レシピはこちらから
【Shio-koji, Kefir Dressing】Jay’s Ha.cco-licious Recipes
ソーホーのプリンスストリートにあるグリークタイプのヨーグルト専門店
Prince street, New York
ヘルスコンシャスなニューヨーカーが第一にあげる健康食品と言えばヨーグルトで間違いないだろう。
マーケットの棚にたくさんの種類のヨーグルトが並ぶのはもちろんのこと、フラッグシップ的なショップを構えてしまうところまで出てきた。数年前ソーホーのプリンスストリートにショップをオープンした「Chobani」は今や大人気の店になっている。
近年人気なのは濃厚なグリークタイプのヨーグルト(ギリシャヨーグルト)。Chobaniもグリーク系のまったりとしたヨーグルトだ。
Chobani
Chobani:http://www.chobani.com/
アイルランド系の製法で作られた濃厚なヨーグルトも人気
その他にもニューヨーク生まれの「siggi’s」はアイルランド系の製法で作られた濃厚なヨーグルト。こちらも人気急上昇中。
siggi’s
siggi’s:http://siggisdairy.com/
乳酸菌と酵母によって発酵させた乳製品「ケフィア・ヨーグルト」
種類もブランドも年々増えていくヨーグルト市場だが、ちょっと今回は変わったヨーグルト?を使って料理してみることにした。使用したのは「ケフィア・ヨーグルト」。
日本ではお馴染みなのだろうか?
厳密にいえばケフィアはヨーグルトではない。ヨーグルトとは違った乳酸菌と酵母によって発酵させた乳製品でもともとはロシアのコーカサス地方で作られていたらしい。
ニューヨークでは近年急増中のケフィア製品はドリンク系が多く、飲むケフィア的なプロダクトがたくさん出回っている。自家製も簡単で、自分も以前ケフィア菌を購入して豆乳で発酵させていたことがある。
作り方はヨーグルトとほぼ同じでとても簡単にできる。味的にはヨーグルトよりも少し酸味があり、そのままでは酸っぱいので、はちみつなどと合わせて飲むと美味しいかもしれない。
今回は「Maple Hill Creamery」というブランドのオーガニックケフィアを使って、そこへ日本の発酵食品である塩麹と合わせドレッシングを作ってみた。
Maple Hill Creamery
Maple Hill Creamery:http://siggisdairy.com/
塩麹ケフィアドレッシング
材料
・ケフィア カップ1杯
・塩麹 大さじ2杯
・ディジョンマスタード(フランスのブルゴーニュ地方、ディジョンで作られたマスタード) 小さじ2杯
・胡椒 少々
・酢 大さじ1杯
作り方
1. ボウルにケフィア、塩麹、マスタード、胡椒を入れて混ぜ合わせる。
2. 味をみてもっと酸味が欲しいと思ったら酢を少しずつ足して混ぜる。
Jay’s note:
今回のサラダはグリーンサラダにオレンジや、ザクロ、くるみ、ココナッツチップス、ごぼうチップスなどをトッピングにしてみた。
English article:英語版レシピはこちらから
【Shio-koji, Kefir Dressing】Jay’s Ha.cco-licious Recipes