これぞギルトフリースイーツの元⁉罪悪感ゼロ×美的パワー∞の酒粕ブランドが新登場

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酒粕と酒粕を使った洋菓子

「ギルトフリースイーツ」とは、おいしい上に体にやさしく、罪悪感(guilt)を感じずに食べられるお菓子のこと。
甘~いスイーツやこってりしたスナックを頬張るときにつきまとう「太っちゃう…、添加物が…」という罪悪感をお持ちの方も多いはず。今回は、罪悪感を感じさせないどころか、食べてさらにキレイになるという酒粕ブランド「SAKE-CaSU」をご紹介します。

なぜ酒粕が「世界のギルトフリースイーツ」になるの?

SAKE-CaSUを使った商品
日本古来のスーパーフードとも言える「酒粕」を洋菓子に生かし、
和洋の伝統を融合した新しいブームを生み出すことが狙い。

日本酒を作る過程で風味や栄養素が増し、美容や健康に良いとされる成分が豊富に含まれる酒粕は、とても優れた発酵食品です。例えば、酒粕から作った甘酒は「飲む点滴」などと言われているのはご存知の通り。その酒粕を洋菓子の世界にも広げようという取り組みが始まっています。
株式会社エンチャントと食品包装容器を手がける株式会社石渡は、新ブランド『SAKE-CaSU』を立ち上げ、包材メーカーとしては初めて、洋菓子店への酒粕の販売を開始しました。9月13日には、40点を超える洋菓子店を招いてイベントを開催。酒粕を使ったスイーツの試食などが行われました。

日本酒の世界的なブーム

日本酒を製造する過程で出来る副産物が酒粕ですが、今日本酒が国内外の新たな販路で活躍を見せています。
従来は日本料理主体だったのが、近年ではフレンチレストランでワインと同じように日本酒が出され、日本酒に合う洋食を積極的に取り入れるお店も珍しくないほど、日本酒をカジュアルに楽しめるようになってきました。
また、日本製品や日本文化への興味関心が高い海外でも日本酒がブームになり始めており、海外需要も今後ますます増えていくと思われます。日本酒の世界進出に合わせて、酒粕も販路拡大が期待出来ます。

酒粕の健康&美容パワー

酒粕は糖尿病や肥満の予防に作用するとされる他、現代人が期待したい効能がいくつもあります。
また美白作用もあるなど、美容食材としての側面も兼ね備えたスーパー健康食品として、美容業界では非常に高い注目を集めています。

日本が誇る伝統食品「酒粕」

日本酒、そして洒粕は、日本が誇る伝統食品です。Made in JAPAN製品であり、日本だからこそ生み出せたOnly JAPAN製品です。
食に携わる業界内ですでにブームとなっている日本酒と酒粕ですが、洋菓子業界はまだ着目まで至っておりません。
そこで、『SAKE-CaSU』では有名酒造ブランドにコンタクトを取りライセンス契約を結びました。酒造ブランドの持つ知名度を活かしていただくことで、酒どころの地域ではないお店でも、全国どこでもこの取り組みにご参加できます。
また、洋菓子という外国から入ってきた食文化に、日本の伝統食材を融合することで、新しい食文化を構築し洋菓子業界にブームを作ります。

酒粕ブランド『SAKE-CaSU』で、新しいブームを生み出す

「SAKE-CaSU」のロゴ
「SAKE-CaSU」ブランドのロゴ

株式会社エンチャントは、日本各地の魅力的な場所や人々、商材に注目して地方と都市、生産地と消費地をつなぐビジネスを行っています。一方、株式会社石渡は大正14年創業の包装素材メーカー。名古屋を拠点に「CA-GO」というブランドで各種包装資材や容器、ディスプレイ用品を手がけています。
この2社が注目したのが、日本酒を作る過程で栄養素が増した酒粕。古くから甘酒やお漬物に使われる日本を代表する発酵食品ですが、洋菓子業界やベーカリーでの活用は、まだ始まったばかり。
酒粕ブランド「SAKE-CaSU」は、CA-GOが持つ洋菓子店とのネットワークや包材による提案力を生かして、「酒粕」を新たな材料として洋菓子業界に拡げ、2020年の東京五輪に向け、日本オリジナルなものの価値が見直されている中、新しいブームを生み出すことを目指します。

『弥栄鶴』『南部美人』など、5つの有名銘柄の酒粕からスタート

5つの銘柄
5つの有名銘柄の酒粕からスタート

取り扱う「酒粕」は、まずは5つの有名銘柄からスタート。日本全国には約1500もの酒蔵があります。順次、取り扱いを増やしていく予定です。

取り扱い銘柄

・弥栄鶴(やさかつる)
 程よい苦味でキレのあるお酒。常温でもお燗でも。
・南部美人(なんぶびじん)
 お米の甘さと旨味がほのかに広がる、上品な純米吟醸。和食との相性は抜群。
・屋守(おくのかみ)
 手作業重視の小仕込みで「香りよく優しい味わい」をコンセプトに嬢したお酒。
・鏡山(かがみやま)
 米本来の旨味を味わえる、芳醇なお酒。奥深い優雅な余韻に引き込まれます。
・半蔵(はんぞう)
 低温でじっくりと熟成。上品な吟醸香と丸みを帯びた味わいが特長です。

酒粕を使ったスイーツやパンの試食、女性利酒師による日本酒の解説など、試食イベントを開催

9月13日には、名古屋キャッスルプラザで業界関係者向けに新ブランド『SAKE-CaSU』の試食イベントが開催されました。「CA-GO50周年記念バレンタインフェア特別展示会」の一環として行われ、約300名のお客様が来場。40店以上の洋菓子メーカーの方々が『SAKE-CaSU』に興味を示し、食材としての採用の検討を初めています。

試食イベントの様子
試食イベントで酒粕の魅力をアピール。

展示会では、酒粕が作られる工程の紹介や、今、特に女性の間でブームとなっている「発酵」や「菌活」について紹介し、酒粕の魅力をアピール。海外からのコメントも紹介され、発酵、そして酒粕への関心度の高さが示されていました。
さらにイベントでは、今回のプロジェクトでも重要な役割を担っている、女性利酒師の中村有紀さんが登場。生の酒粕と日本酒を提供しながら、銘柄ごとの味わいや違い、特徴などを説明していました。
酒粕を試食された来場者からは、「思った以上にお酒の風味が出ている」「濃厚な味わい」などのコメントが寄せられていました。

女性利酒師の中村有紀さん
女性利酒師の中村有紀さんが、銘柄ごとの酒粕の味わいの違いなどを解説。

SAKE-CaSU試食イベントの様子

さらに、来場者にはすでに酒粕を使ったレシピを開発したメーカーの3種類のスイーツとパンが振る舞われました。

マドレーヌ

チョコレート

スイーツ

SAKE-CaSUスイーツ

ルーヴ菓子創造研究所様 監修
・酒粕サブレ
・酒粕マドレーヌ
ショコラトリータカス様 監修
・酒粕チョコレート

パン

SAKE-CaSUパン

ガトーアンリー様 監修
・酒粕塩パン

お酒の風味をほんのりと感じる、上品な味わい。しかも栄養も豊かで、美味しいスイーツとパンに仕上がっており、試食は大人気。これから、酒粕を使ったどんな洋菓子が誕生するのか楽しみになりました。

『SAKE-CaSU』関連リンク

SAKE-CaSU:http://cago.co.jp/popup/sake-casu2017/index.html
株式会社エンチャント:https://en-chant.com/
株式会社石渡:http://www.cago.co.jp/

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