【納豆カポナータ風パスタ】ニューヨーク発!ホリスティックシェフJayさんの発酵レシピ

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N.Y.でオーガニック納豆や麹食品を作っているホリスティックシェフJayさん。世界各国で様々な料理に携わってきたJayさんによる、“カラダもココロもキレイになる”発酵食品レシピをご紹介します。
ニューヨークで「ナス」と言えば、丸々と太った「米ナス」がポピュラーなんだそう。今回は、ニューヨークの人気エリア、サニーサイドのファーマーズマーケットでツヤツヤのナスを手に入れたJayさんが、カポナータと納豆をマリアージュさせた、ワインにも合うユーズフルなレシピを紹介してくれました!

English article:英語版レシピはこちらから
【Natto pasta Caponata style】Jay’s Ha.cco-licious Recipes


マンハッタンの隣、文字通り日当たりの良い住宅地サニーサイド

マンハッタンの隣、文字通り日当たりの良い住宅地サニーサイド

週末に開かれるファーマーズマーケット

Sunnyside, New York

ニューヨーク市には5つの区あり、クイーンズ区はロングアイランド島の東側マンハッタンの隣に当たる。ビジネスの中心、ミッドタウンとも近いため、現在ではブルックリンに続けとばかりに再開発が続いている。
その中の街、サニーサイドは、文字通り日当たりの良い住宅街として昔から若者に人気のエリアだ。高層ビル群もなく、四季を楽しめる並木道も多く、緑に囲まれてのんびり暮らせるのもこの辺りの魅力だ。

サニーサイドの並木道の一角でファーマーズマーケットが開催

週末になると、そのサニーサイドの並木道の一角でファーマーズマーケットが開催される。ニューヨークのローカル農家が持ち寄った自慢の食材を買い求める人々で賑わう。天気も良いこの週末、たまたま見かけたナスがツヤツヤでとても美味しそうだったので、買って料理することにした。

ニューヨークでポピュラーなのは、米ナス

ニューヨークでポピュラーなのは、米ナス

ニューヨークで入手できるナスは色々あり、もっともポピュラーなのが「米ナス」と言われる丸々と太ったナス。他にはアジアの細長いナスや白いナスなどがある。

今回は、ナスを使ってカポナータを作ってみた。
カポナータはイタリア料理でナスをふんだんに使った野菜の炒め煮。ワインビネガーを使うのが特徴だ。多めに作って冷蔵庫で冷やして保存することもできる、とてもユーズフルな料理。
そこへ日本の発酵食品の納豆を加え、食べ応えと旨味のあるレシピにしてみた。
バゲットと共に白ワインで愉しめば、週末のブランチにはピッタリの料理。温めてパスタにかければ、ナスの上品な甘みが堪能できる一品になる。

納豆カポナータ風パスタ

納豆カポナータ風パスタ

材料

・日本ナス 3個
・完熟トマト 2個
・玉ねぎ 1/2個
・ガーリック 1かけ
・オリーブオイル 大さじ2杯
・パインナッツ 少々
・ケイパー 大さじ1杯
・ベイジル 少々
・納豆 1パック
・赤ワインビネガー 大さじ1杯(酢でもよい)
・塩 少々
・胡椒 少々
・パルメジャーノチーズ

作り方

1. ナスを適度な大きさに、ニンニクをみじん切り、玉ねぎをスライス、トマトを細かく切る。
2. フライパンを熱しオイルを入れ、ニンニクを軽く火を通しナスを加え炒める。
3. トマト、ワインヴィネガーを加えひと煮立ちさせる。
4. 火を消したら納豆、ベイジル、胡椒をする。
5. パスタを茹でカポナータを盛り付ける。
6. パインナッツ、おろし立てのパルメジャーノをかける。

Jay’s note

今の時期、ニューヨークのファーマーズマーケットにはたくさんの種類のナスが並ぶ。「いつものナス」と我々が呼んでいるのは、アメリカ産の一番ポピュラーな「米ナス」。大きくて形が良く、グラタンや「田楽」にピッタリ。田楽は日本料理で、ナスに甘い味噌をたっぷり塗って焼いたものだ。
もちろん、個人的には日本のナスを料理に使うのが好み。今では、いくつかのニューヨークのスーパーマーケット(もちろん、日本のものを扱うマーケット)で手に入れることができる。日本のナスは、ジューシーで皮も柔らかいのが特徴だ。
たくさんの油を使うことが気にならなければ、ナスをじっくり揚げるのもオススメ。多くのレストランでは、揚げてから調理している。揚げるとナスはよりジューシーに、香り豊かになるので試してみてほしい。

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【Natto pasta Caponata style】Jay’s Ha.cco-licious Recipes


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