世界で活躍する“野菜の伝道師”。また、「国境なき料理団」の団長を務め、日本古来の和のテイストを取り入れた「和ビーガン」料理を通じて活動を続けている本道佳子さん。
4月27日(木)に、ビーガン料理75レシピが掲載された『疲れた胃腸を元気にする週末ビーガン野菜レシピ』(新潮社)も発売されました。
本道さんのインタビューはこちら↓から
≫国境なき料理団・本道佳子さんが教えてくれた発酵“和ビーガン”、心のレシピ
今回は、本道さんがhaccolaをご覧のみなさまだけに教えてくれた、発酵“和ビーガン” レシピをご紹介します。
ココナッツ塩麹シャーベットのせフルーツサラダ
材料
・ココナッツ缶 1缶
・塩麹 小さじ1(~大さじ1)
・はっさく(またはグレープフルーツ) 1個
・新玉ねぎ 1/2個
・プチトマト 5個
・ディル 少々(イタリアンパセリ、コリアンダーなどでもオッケー)
・塩、胡椒 各少々
作り方
1.ココナッツ缶を冷蔵庫で1日以上冷やす。
2.冷やしたココナッツ缶を開け、クリームの部分を保冷ケースに取り、その中に塩麹を入れて混ぜる。
3.2を冷凍して、シャーベットにする。
4.はっさくなどの柑橘系のフルーツは、皮をむき、薄皮も取り、房にする。
5.玉ねぎは薄切りにして水によくさらし、辛味がとれたら水分を切っておく。
6.トマトは横1/2にして輪切りに。ディルはみじん切りに。
7.お皿に、はっさく、トマト、玉ねぎを盛り付けて、塩・胡椒を少々ふりかける。
8.7の上に2のココナッツ塩麹シャーベットをのせて、いただきます!
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お話をうかがった方
(c)Quest Cafe
本道佳子さん
東京都生まれ。高校卒業後、フードコーディネーターの道に進み、25歳で単身ニューヨークへ。高級レストラン「Hudson River Club」で修業後、現地のVIPが集う「野村エグゼクティブダイニング」でスーシェフ(副料理長)に抜擢。その後、ロサンゼルスへ。ケータリングを手がけながらオーガニックやマクロビに触れる。2000年の帰国後、フリーの料理人として、映画の撮影現場やコンサートツアーの帯同シェフを務める。2010年、「国境なき料理団」を立ち上げ(2013年にNPO認定)、その本拠地として植物性の食材だけを使った野菜料理のレストラン、湯島食堂をオープン(2014年にクローズ)。自然災害被災地での炊き出し、そして医療施設などで、出張料理人としても活躍する。著書に、『湯島食堂 ちからがわく野菜の100皿 大人気野菜レストラン』『夢を叶える精進料理 湯島食堂のミラクルごはん』など。
和ビーガン:http://bes-planning.tokyo/wavegan/
国境なき料理団:https://www.cook-ambassador.com/