ハッコラで以前ご紹介させていただいた記事「砂糖を使わない【発酵あんこレシピ】小豆と麹で醸す基本の作り方」が大好評でしたので、今回は、発酵あんこ(小豆麹)を使ったアレンジレシピや、発酵あんこの食べ方をご紹介します!
ノンシュガースイーツ「発酵あんこミニどらやき」
発酵あんこ(小豆麹)アレンジレシピ①:滋養強壮におすすめの「発酵あんこのかぼちゃぜんざい」
滋養強壮におすすめの「発酵あんこのかぼちゃぜんざい」
「かぼちゃと小豆のいとこ煮」は、冬至にいただくのが有名ですね。かぼちゃと小豆は、実野菜と豆なので、兄弟ではありませんが、ほくほくとした食感が、いとこのように似ているところから名付けられたのでしょうか。
薬膳では、かぼちゃと小豆は腎臓の薬とされています。体に溜まった老廃物を洗い流し、むくみや冷えを取ってくれるので、「かぼちゃぜんざい」は寒い冬におすすめの一品です。
材料
かぼちゃ 1/4個
発酵あんこ 大さじ3杯(発酵あんこの作り方はこちら>>)
酒 大さじ1
みりん 大さじ1
塩 ひとつまみ
出汁 かぼちゃが浸るくらい
作り方
1.かぼちゃは皮をむき、食べやすい大きさに切ります。
2.鍋にかぼちゃとかぼちゃがかぶるくらいの出汁・酒・みりん・塩を入れて火にかけます。
3.かぼちゃが柔らかくなったら、発酵あんこを加え、ひと煮立ちさせて火を止め、余熱でかぼちゃを柔らかくします。
「発酵あんこのかぼちゃぜんざい」の作り方
コツ
発酵あんこは、しっかり煮てしまうと酵素が失活してしまうので、出来上がりに加えて余熱で火を入れるのがおすすめです。
発酵あんこ(小豆麹)アレンジレシピ②:ノンシュガースイーツ「発酵あんこミニどらやき」
ノンシュガースイーツ「発酵あんこミニどらやき」
普通のあんこを発酵あんこに変えるだけで、カロリーダウンや糖質を抑えることができ、罪悪感の少ないスイーツを手作りできます。
材料(ミニどら焼き6個分)
小麦粉 50g
キビ糖 60g
卵 1個
ベーキングパウダー 小さじ1/2
発酵あんこ 50g(発酵あんこの作り方はこちら>>)
作り方
「発酵あんこミニどらやき」の作り方
1.ボウルに卵を割りほぐし、キビ糖を加え、もったりするまで泡だて器で混ぜます。
2.小麦粉とベーキングパウダーは、合わせてふるっておき、1に加えてよく混ぜます。
「発酵あんこミニどらやき」の作り方
3.テフロンのフライパンを火にかけて熱し、火を弱めて、お玉で生地を丸い円になるように置きます。
4.1分くらい焼き、表面にフツフツと気泡が出てきたら、裏面がきつね色になっているかを確かめてから裏返します。
5.裏面は火を弱めて蓋をして2分間焼き、しっかり中まで火を通します。
6.焼き上がったらお皿にとり、ラップをしてしっとりさせます。
7.発酵あんこをテフロンフライパンにれ、中火の弱火で火にかけ、軽く煮立てて水分を飛ばします。
8.冷めたミニどら焼き生地の1枚に発酵あんこを乗せ、もう一枚で挟みます。
コツ
あんバターのどら焼き
バターを挟み、あんバターのどら焼きにしても、美味しくいただけます。
まだまだある!発酵あんこ(小豆麹)の食べ方&アレンジレシピ
発酵あんこは、そのままいただいても美味しいですし、凍らせて小豆バーのようにしても楽しめます。
また、白玉ぜんざいにしたり、お餅に乗せたり、あんみつに入れたり、おはぎのあんこにしても美味しくいただけますよ。
発酵あんこ(小豆麹)は万能のノンシュガースイーツ
小豆と麹で醸す発酵あんこは、麹の善玉菌による便秘解消効果や、小豆のビタミンB1による糖質の代謝促進・吸収抑制、疲労回復効果、ポリフェノールによるシワやシミを防ぐ美肌効果はもちろん、小豆の豊富な鉄分や食物繊維、利尿作用や血液サラサラ作用は、二日酔いの解毒や高血圧予防をサポートしてくれます。
それに、なんといっても、発酵あんこはとっても美味しい! そして使い勝手もよく、アレンジしやすいのも魅力ですね。
発酵あんこは、まさに万能のノンシュガー発酵スイーツです。ぜひご自身で工夫をして、様々なメニューに使ってみてくださいね。