「手作り糀(こうじ)・糀料理教室 おかんの糀」主宰 夢先発酵案内人 小林よしみさん【木桶職人復活プロジェクト】

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今回、「木桶職人復活プロジェクト」への取材のきっかけになってくれたのは、ハッコラの記事「甘酒のもと「甘麹(あまこうじ)」を使った発酵レシピを浪速のおかんに聞きました!」で甘麹レシピを教えてくれた小林よしみさんです。

1月23日(火)に「木桶職人復活プロジェクト」に参加されていた、「手作り糀(こうじ)・糀料理教室 おかんの糀」主宰 夢先発酵案内人の小林よしみさんにお話をうかがいました。

「手作り糀(こうじ)・糀料理教室 おかんの糀」主宰 夢先発酵案内人 小林よしみさん
「手作り糀(こうじ)・糀料理教室 おかんの糀」主宰 夢先発酵案内人 小林よしみさん

「木桶や木桶で仕込んだ醸造品の素晴らしさを知って欲しい!」との想いで、夢先発酵案内人としての活動中

「木桶や木桶で仕込んだ醸造品の素晴らしさを知って欲しい!」との想いで、夢先発酵案内人としての活動中

夢先発酵案内人として、大阪府堺市で「手作り糀(こうじ)・糀料理教室 おかんの糀」を主宰しています。
このプロジェクトへの参加は今年で2回目。昨年、初めて参加させていただいたときに「次回はもっと深く木桶造りに携わりたい」と思い、今年は3日間参加して実際に木桶を造るお手伝いをさせていただきました。
ヤマロク醤油五代目の山本さんを始め、参加されているみなさまから木桶や木桶で仕込んだ醸造品のお話を聞いていると、「それらについて、もっと多くの方に知って欲しい!」という想いが、以前にも増して高まっています。
自身の料理教室でも、このプロジェクトで学んだことをお話ししたり、木桶仕込みの調味料を使ったワークショップを開催するなどして、ひとりでも多くの方に木桶文化の素晴らしさを伝えていくべく、夢先発酵案内人としての活動中です。

木桶職人復活プロジェクトは、「次も参加したい!」と思わせるエネルギーに満ちている

小林よしみ

また、木桶文化を後世に繋いでいくことの大切さはもちろん、このプロジェクトには「次も絶対に参加したい!」と思わせるエネルギーが満ち溢れています。そのエネルギーが広まって行っているのでしょう、プロジェクトへの参加者も年々増えているというのですから、本当に素晴らしいことだと思います。

小林さんが差し入れたお手製の鮒鮓
小林さんが差し入れたお手製の鮒鮓

ヤマロク醤油さんのように木桶で仕込んでいる天然醸造のお醤油は、本当においしい!

小林よしみさん大桶前

そして何より、ヤマロク醤油さんのように木桶で仕込んでいる天然醸造のお醤油は、本当においしいんです! 自分の料理教室でも積極的に使っていますし、もちろん日常の自分の料理にも愛用しています。とくに、ここ小豆島には、ヤマロク醤油さんを始め、おいしいお醤油がたくさんあります。機会があれば小豆島にいらして、名産のオリーブや素麺とともに、絶品のお醤油を堪能してみてください。

木桶で造ったおいしいお醤油を毎日いただくことが、健康的な食生活と木桶文化を守ることに繋がる

足立醸造株式会社・工場長の足立裕さん(左)と小林さん(右)
足立醸造株式会社・工場長の足立裕さん(左)と小林さん(右)

木桶職人復活プロジェクトに参加されていた醸造家のエリックさん(左)と小林さん(右)
醤油を自作するほど愛してやまない男性として「世界!ニッポン行きたい人応援団(テレビ東京)」に
出演されていた醸造家のエリックさん(左)と小林さん(右)

そして、こんなにおいしいお醤油も、木桶がないと造り続けることができなくなる…、そんなことも思い出してもらって、お土産に買って帰るだけではなく、ぜひ木桶仕込みのお醤油を使い続けてもらえたらいいなぁと思っています。毎日、きちっと木桶で造ったおいしいお醤油をいただくこと、それが、わたしたちの健康的な食生活と木桶文化を守ることに繋がるのですから。

小林 よしみさんの投稿 2018年1月26日(金)

小林 よしみさんの投稿 2018年1月26日(金)

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【木桶職人復活プロジェクト】醸し人・繋ぎ人12名インタビューを読む

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