ホーロー容器でパン作り!ボウルやこね台ナシで本格的な味『魔法のホーローパン』

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自分でおいしいパンを手作り。「憧れはあるけどなかなか納得できるパンが焼けない」という方もいらっしゃるかもしれません。本格的なおいしさのパンをいかに家庭で再現するか。
東京都内で自家製天然酵母パンの講座を主宰し『魔法のホーローパン』を独自開発された藤田裕子(ふじたひろこ)さんにお話をうかがいました。

魔法のホーローパン


早速教えて!『魔法のホーローパン』とは一体どんなもの??

明るい日差しが入り込むご自宅で、パン教室「いちごきっちん」を主宰されている藤田さん。未経験でも本格的なパンが作れるよう、優しく寄り添った指導に定評があり、お教室は満員が続いているほどの人気です。

「いちごきっちん」主宰の藤田裕子(ふじたひろこ)さん
「いちごきっちん」主宰の藤田裕子(ふじたひろこ)さん

ボウルやこね台の代わりに、ホーロー容器を使って作る『魔法のホーローパン』

お子さんやご家族と一緒に日常的に食べるパンをおいしく作りたいという受講生の声に応えるため
「どうしたらより簡単に作れるか?」
「どう伝えたらわかりやすいか?」
「みんなの知りたいことはなんだろう?」
パン講師歴8年目を迎える今もなお、藤田さんは考え、工夫を続けてました。

難しすぎることなく、手間もさほど掛からずに、もっちりと柔らかいパンを手軽に作りたい!

そんな声に応え何度も試作を重ねて生まれたのが、通常パン作りに必要なボウルやこね台の代わりにホーロー容器で作る、その名も『魔法のホーローパン』です。(商標登録出願中)

魔法のホーローパン

目指すのは、本格的なおいしいパンを手軽に作ること

とにかく事前に準備するものや洗い物となる道具がとても少ない『魔法のホーローパン』。生地の乾燥を防ぐための濡れ布巾すら不要。

「たかが布巾ですが、ひとつでも用意するものが少ないことは主婦にとって大きな違いなんです」

魔法のホーローパン

『魔法のホーローパン』は、大変すぎないけど手軽、手軽だけどおいしい

しかしそれでも、いわゆる“ズボラレシピ”と一線を画すのは、手軽なのに味わいが本格的だからといえそうです。

「とにかく簡単に作れること」を最優先にしたパンのレシピは、多くの方に人気がある一方で、きちんと手順を重ねて丁寧に作られたパンのほうがおいしいことは否めない事実。
そこで藤田さんは「大変すぎないけど手軽。手軽だけどおいしい。」にこだわり続けました。

魔法のホーローパン

ホーロー容器のメリットをフル活用します

元々ホーロー素材が大好きだったという藤田さんは、ホーローの良さを熟知しています。「本当にすごく優秀なんですよ!」といろんなことを教えてくれました。

富士ホーロー社の「cukka(クッカ)」シリーズで作る『魔法のホーローパン』

「柄がかわいいと思って」という最初のきっかけから、今も変わらず愛用するのは富士ホーロー社の「cukka(クッカ)」シリーズ。
受講料にはこのホーロー容器の代金が含まれており、ひとりに1つ、ホーロー容器を配布。cukkaシリーズの良さは「日常のパンとして作るにはちょうどいい大きさに仕上がるサイズ感」と、「蓋が透明である」こと。この2つは『魔法のホーローパン』のメソッドに欠かせないポイントだそう。

ホーローでパンや揚げ物を温めなおすと断然おいしい!

「もちろんパンを焼かない時はふつうに保存容器としても使えます。それと是非やってみてほしいのは、から揚げやカレーパンなどの揚げ物を温め直すとき。ホーローに乗せてからトースターに入れて温めれば、揚げ物もサクサク。おいしさが全然違いますよ!」

熱伝導が良く、洗浄しやすいなど、メリットが多いホーロー容器は、利用も幅広いためキッチン収納のお悩みにも役立ちそうです。

魔法のホーローパン

『魔法のホーローパン』誕生の背景には3つの藤田式メソッドが!

本格的な味わいとお伝えした『魔法のホーローパン』。特徴的なのは、ふわっとした食感の中に、もっちりとした歯ごたえがあって、噛みしめると小麦のおいしさが口中に広がるという、満足感の高いパンなこと。
生地に弾力があるため、両手でちぎるときに現れる何層もの“引き”も美しいです。

ホーローのメリットを活用し、卵もミルクも使わず、バターも最小限、道具すら最小限にしたのにもかかわらず、こんなに本格的なパンが自宅で焼けたら…これはかなり幸せになれるスキル。

魔法のホーローパン

試作を重ねたとおっしゃる藤田さんですが、お話を聞くにつれ、『魔法のホーローパン』の独自開発には3つのポイントがあると感じました。

本格的なパン作りを学んだ土台があったこと

きちんと基本を学んだ藤田さんだからこそ、どうしたら一般の家庭で活用できるかをメソッド化。こね台で力一杯こねないでも艶やかで滑らかな生地に仕上げる術や、油が最小限でもコクのあるおいしさを引き出す方法を考案できた。

受講生が求めるものを丁寧に聞き出したこと

受講生の声に耳を傾け、どんなパンを、どういうときに作りたいか、具体的に知ることで目指す形が見えていた。

一人ひとり異なる微細なクセに寄り添う丁寧な指導

例えば人の手の温度。熱伝導のいいホーロー容器で生地を作ると、手の温度が生地にも影響しやすくなるのですが、藤田さんは受講生一人ひとりの生地をすばやくチェックしながら、手が温かい人には水の使い方の工夫を指導するなど、細やかにフォローしている。

オリジナルなホーロー容器やスクール開講など、ますます広がる『魔法のホーローパン』

「講師業は天職だと思う」と笑顔で話す藤田さんの熱い思いに魅せられるのは受講生だけではありません。cukkaシリーズを生み出したホーローメーカーの富士ホーロー社はなんと、藤田さんの代名詞ともいえるいちご柄ホーロー容器を新たに制作販売することが決定!(近日発売予定)

いちごきっちんオリジナルのいちご柄ホーローは間もなく発売予定です
いちごきっちんオリジナルのいちご柄ホーローは間もなく発売予定です

そして新たにご自宅のお教室を飛び出して、大手クッキングスクール「HAPPY COOKING」でも『魔法のホーローパン』クラスがスタート! 全3回を受講すれば、基本のホーローパンだけでなく、具材や形の違う応用編と、副菜も一緒に学べる内容になっているそうです。

おいしいパンを作りたい!を叶える『魔法のホーローパン』

初めてだけどおいしいパンを作りたい!忙しいけど焼きたてを食べたい!という方、『魔法のホーローパン』があなたに新しい喜びをくれるかもしれませんね。


初心者でも安心の自家製天然酵母パン教室「いちごきっちん」

いちごきっちんオフィシャルサイト

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