前回ご紹介して、大・大・大好評だった、温活の王様・ショウガを発酵させた「発酵しょうが」レシピ。
お料理に少量しか使わない生姜を、毎回おろしたり切ったりするのはちょっぴり手間がかかります。しかし、生姜を発酵させると保存性が高まり、味も風味も栄養値もアップ! 「発酵しょうが」は、まとめて作っておくとさまざまなメニューに大活躍するアイテムです。また、すりおろしたり、刻んだりしたショウガを保存瓶で寝かせるだけで作れる、簡単でお手軽な発酵食品、発酵調味料でもあります。
今回は、発酵しょうがのアレンジレシピとして、「発酵しょうが肉まん」「発酵しょうがクッキー」「発酵しょうがのトマトマリネ」の3メニューの作り方をご紹介します!
発酵しょうが肉まん
発酵しょうが肉まん
材料(8個分)
(皮)
薄力粉 150g
ベーキングパウダー 小さじ2
きび糖 大さじ2
発酵しょうが 小さじ1
塩 少々
牛 乳 80cc
(肉だね)
豚ひき肉 100g
発酵しょうが 小さじ1/2
酒 大さじ1/2
みりん 大さじ1/2
醤 油 小さじ1
ゼラチン 3g
ごま油 適量
クッキングシート
作り方
粉類と牛乳を混ぜあわせてまとめる
1. 薄力粉と発酵しょうが・ベーキングパウダー・きび糖・塩は、ボウルに入れて混ぜておきます。
2. 1に牛乳を加え、ひとまとめにし、ラップに包んで室温で30分休ませます。
具を混ぜ合わせて皮でつつむ
包んだら蒸しあげて完成
3. 肉だねの材料を混ぜ、8個に丸めておきます。
4. 1の休ませた生地を長く伸ばし、8等分に切ります。
5. 4に生地に、肉だねを包みます。
6. テフロンフライパンに、ごま油を温め、肉まんを入れ底面を焼き固めます。
7. 肉まんがフライパンに焦げ付いていないかを確認してから、水を加えます。
8. 蓋をして8分蒸して出来上がりです。
※フライパンに生地がくっつきそうな場合は、肉まんの底にクッキングシートをつけてください。
発酵しょうがクッキー
発酵しょうがクッキー
材料
薄力粉 200g
無塩バター 80g
キビ糖 90g
卵黄 1個分
発酵しょうが 10g
クローブ(パウダー) 0.5g
ナツメッグ(パウダー) 0.5g
シナモン(パウダー) 0.5g
(準 備)
・無塩バターは室温にもどしておきます。
・薄力粉 200g、グローブ・ナツメッグ・シナモンパウダーは、合わせてふるっておきます。
作り方
粉類、バター、卵黄、しょうがを混ぜ合わせる
ゴムベラで切るように混ぜ合わせてまとめる
伸ばして成型
1.バターを泡だて器でクリーム状になるまで混ぜます。
2.きび糖を2回に分けて加えてふんわりするまでよく混ぜ合わせます。
3.卵黄を加えて混ぜ合わせ、おろししょうがを加えて更に混ぜあわせます。
4.ふるった薄力粉とスパイスを加えて、ゴムベラでサクっと切るように混ぜ合わせます。
5.ポロポロとなり粉っぽさがなくなったら、手でひとまとめにし、平らにしてラップに包んで冷蔵庫で1時間以上寝かせます。
6.オーブンを180度に予熱しておきます。
7.生地に打ち粉をして、めん棒で3~4mmほどの厚さに伸ばし、薄力粉をつけた型でぬいてオーブンシートを
敷いた天板に並べます。
8.180度のオーブンで10~13分焼けば出来上がりです。
発酵しょうがトマトマリネ
発酵しょうがトマトマリネ
材料
プチトマト 1パック
発酵しょうが 小さじ1
キビ糖 大さじ1
リンゴ酢 大さじ1
塩 一つまみ
玉ねぎ 1/8個
作り方
プチトマトはさっと湯通し
1. プチトマトは、へたを取り十字に切り目を入れ、沸騰した湯の中にさっとくぐらせ湯むきします。
2. 玉ねぎは、スライスして15分水にさらし、キッチンペーパーで水切りします。
3. 発酵しょうが・きび糖・リンゴ酢・塩をボウルに入れて混ぜ、1と2を加えて混ぜて出来上がりです。
発酵しょうがの使い方やアレンジ法は無限大!
今回は、発酵しょうがのアレンジレシピをご紹介しました。、「発酵しょうが肉まん」「発酵しょうがクッキー」「発酵しょうがのトマトマリネ」の3メニュー以外でも、発酵しょうがの活用法は無限大に広がります。
まずは、刻んだショウガを保存瓶で寝かせるだけでできる、簡単・便利な発酵しょうがを手作りしてみてください、そして、さまざまなアレンジメニューを試してみてくださいね。