もうすぐホワイトデーですね^^ バレンタインデーのお返しに、自分や家族へのおやつ用に、最強の発酵食品と言われている『酒粕(さけかす)』を使った白い発酵レシピ『酒粕クリームサンド』を作ってみませんか?
ホワイトデーに♡酒粕で酒粕を挟む『酒粕クリームサンド』レシピ
手作りの酒粕クリームをサンドするビスケットにも酒粕ペーストを練り込み、酒粕で酒粕を挟むという、なんとも贅沢な『酒粕クリームサンド』で、発酵愛が溢れるホワイトデーにしてみてくださいね♡
※酒粕にはアルコールが含まれています。車の運転をされる方やお子様は、お気を付けください。
最強の発酵食品「酒粕(さけかす)」についておさらいしましょう♪
最強の発酵食品「酒粕(さけかす)」
発酵を愛する我々にはお馴染みの発酵食品「酒粕(さけかす)」。せっかくなのでここで今一度、酒粕が最強の発酵食品と言われる理由についておさらいしてみましょう。
ビタミンB2、B6、食物繊維がモリモリ詰まっている「酒粕(さけかす)」
日本酒のもろみを絞った時に残ったものが酒粕です。酒粕の中には微生物が生きていて、酵素も活動しているため、ゆるやかに発酵を続けているのです。栄養もたっぷりで、お米と比較すると、ビタミンB2は13倍、B6は8倍、食物繊維は約10倍も含まれています。これが、最強の発酵食品と言われる所以ですね。
長期保存が可能な「酒粕(さけかす)」
酒粕に含まれているアルコール分によって、腐敗しにくく、冷蔵庫で長期保存することも可能です。また、原料のお米やお酒の違いによって、酒粕の味や色・香り・成分なども変わってきます。熟成が進むと、色が褐色に変化していきます。
一般的な「酒粕(さけかす)」の食べ方
初詣の神社などで、甘酒として飲まれることも多い酒粕。(ちなみに、美容と健康のために最近よく飲まれている甘酒は、米麹を醸した甘酒です。甘酒は、アルコールを含む酒粕由来のものと、ノンアルコールの米麹由来のものと、2種類あるのです^^)
また、汁物に入れたり、漬け床にすると、濃厚で自然な旨味をプラスしてくれます。ただし、酒粕はアルコール分が8%程度含まれているので、お子様やアルコールに弱い方、運転をする方は、十分に注意しましょう。
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ホワイトデーに♡酒粕で酒粕を挟む『酒粕クリームサンド』レシピ
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ホワイトデーにピッタリ! 酒粕で酒粕を挟む『酒粕クリームサンド』レシピをご紹介します。
材料(5cm丸型25個分)
『酒粕クリームサンド』レシピ材料
ビスケットの生地の材料
・バター 100g
・キビ糖 80g
・卵 1個
・酒粕ペースト 20g ※作り方と分量は後述
・薄力粉 200g
・ベーキングパウダー 小さじ1
・スパイス(ジンジャー・グローブなど) 小さじ1/4
・塩 ひとつまみ
作りやすい酒粕ペーストの分量
・酒粕 200g
・ぬるま湯 200cc
酒粕ペースト
酒粕クリーム(3個分)の材料
・ホイップクリーム 20g
・酒粕ペースト 20g
ビスケット生地と酒粕ペーストの作り方
①酒粕は、同量のぬるま湯と一緒にミキサーに入れ、滑らかになるまでよく混ぜ合わせます。
②バターは室温で柔らかくしておきます。
③薄力粉とベーキングパウダー、スパイスは良く混ぜ、ふるっておきます。
④ボウルに室温に柔らかくしたバターを入れ、泡だて器でクリーム状になるまでよく混ぜます。
⑤④にキビ糖を加えてすり混ぜ、卵を加えてさらに混ぜます。
⑥⑤に酒粕ペーストを加え、滑らかになるまで混ぜ、塩を一つまみ加えます。
ビスケット生地の作り方
⑦⑥にふるった粉類とスパイスを加え、ゴムベラで切るように混ぜ、粉っぽさが残っているうちに、ラップの上に取り出し、ひとまとめにします。
ビスケット生地の作り方
⑧冷蔵庫で30分以上冷やし、5㎜の厚さに伸ばします。(大きめに切ったラップ2枚で生地を挟み、上から綿棒をかけると伸ばしやすくなります)
⑨酒粕が入ると生地がべとつきやすいので、べとついたら冷蔵庫で冷やしながら型を抜きます。
ビスケット生地の作り方
⑩180℃のオーブンで8~10分焼いて冷まします。
ビスケット生地の作り方
酒粕クリームと酒粕クリームサンドの作り方
①市販のホイップクリームに、同量の酒粕ペーストを加えて混ぜ合わせます。
②1枚のビスケットに酒粕クリームを乗せ、上にもう1枚ビスケットを重ねます。(お好みでイチゴやジャムを乗せてサンドしてもおいしくいただけます。)
③冷蔵庫で冷やし固めます。
酒粕クリームと酒粕クリームサンドの作り方
注意
酒粕にはアルコールが含まれています。車の運転をされる方やお子様はお気を付けください。
ホワイトデーに『酒粕クリームサンド』を作ろう!
バレンタインデーのお返しはもちろんのこと、むしろ自分のために作って食べたい『酒粕クリームサンド』。酒粕の発酵パワーを存分に享受してみてくださいね!