暑すぎる夏に!癒しの「ほうじ茶甘酒」レシピ

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とんでもなく暑いですね…。梅雨が明けたと思ったら、急激に猛暑に見舞われ、体調がおかしくなってしまいそうです…。
こんなときこそ、発酵パワーで夏を乗り切りましょう! 今回は、古くから夏のエナジードリンクとして親しまれていた「甘酒」に、大ブーム中の「ほうじ茶」を合わせた「ほうじ茶甘酒」レシピをご紹介します。

暑すぎる夏に!癒しの「ほうじ茶甘酒」レシピ
暑すぎる夏に!癒しの「ほうじ茶甘酒」レシピ


ほうじ茶とは?

ほうじ茶
ほうじ茶とは?

ストレートでいただく飲料としてはもちろん、ほうじ茶ラテや、ほうじ茶プリンなどのスイーツのほか、様々な料理にも使われている、大人気の「ほうじ茶」。そもそもほうじ茶とはどんなお茶なのでしょうか?

ほうじ茶は緑茶なんです!

日本で生産されるお茶のほとんどは緑茶です。緑茶とは、発酵させていない茶葉のお茶。私たちがよく見る乾燥した茶葉や、普段飲むペットボトルのお茶も、一般的に緑茶と言われます。
そんな緑茶を焙煎したのが「ほうじ茶」です。
ちなみに、「玄米茶」は緑茶に玄米を加えたもの。「ウーロン茶」は茶葉を半分発酵させたもので、茶葉を十分に発酵させたものが「紅茶」になるのだそう。

緑茶の分類

緑茶
緑茶の分類

緑茶の種類に入る煎茶・抹茶・玉露と、色の濃い番茶・ほうじ茶は、同じお茶の葉で造られています。製造の仕方によって、さまざまな種類のお茶に変わります。
緑茶は、「覆下園で育てる緑茶」と「露天園で育てる緑茶」と、育て方で大きく2つに分類されます。さらにそこから製造工程などの違いによって、4つに分類されます。

覆下園(おいしたえん・おおいしたえん)で育てる緑茶

茶摘み前の約20日間、覆いをかぶせて日光を遮断して育てる方法。覆下園で育てたれた緑茶は、「抹茶」と「玉露」に分けることができます。緑茶の中でも、「抹茶」と「玉露」は、手間暇をかけた最上級のお茶です。

露天園で育てる緑茶

太陽の光をたっぷり浴びさせて育てる方法。露天園で育てたれた緑茶は、「煎茶」と「番茶類(ほうじ茶など)」に分けることができます。緑茶の中でも、「煎茶」と「番茶類(ほうじ茶など)」は、飲みやすい普段使いのお茶です。
緑茶の多くは煎茶として作られ、緑茶と表記されて売られているお茶は、煎茶であることが多いそうです。

緑茶は不発酵茶

緑茶は、新鮮な茶葉の状態で熱処理(蒸す・炒る)することで酸化酵素の働きを止めた不発酵茶です。
蒸して揉んで製造する一般的な製法でつくられた緑茶が「煎茶」と呼ばれます。「ほうじ茶」は、露天園で育てられた「番茶」をきつね色になるまで強火で炒り、香ばしさを引き出したお茶です。
ほうじ茶は炒る工程が入っていることにより、カフェインの含有量が少なくなるそうです。身体にも優しいお茶なので、飲む人や時間を選ばないのがうれしいですね。
今回は、そんなほうじ茶を使った、癒しの「ほうじ茶甘酒」を作ってみました。

暑すぎる夏に!癒しの「ほうじ茶甘酒」レシピ

暑すぎる夏に!癒しの「ほうじ茶甘酒」レシピ
暑すぎる夏に!癒しの「ほうじ茶甘酒」レシピ

材料

「ほうじ茶甘酒」レシピの材料
「ほうじ茶甘酒」レシピの材料

・お米 0.5合
・水 180cc
・生米麹 100cc
・ほうじ茶 300~450cc

ヨーグルトメーカーでの作り方

1. お米0.5合と水180ccで硬めのお粥を炊きます。
2. 1に水を加えてよく混ぜ、ほぐした米麹を加え混ぜます。
3. ヨーグルトメーカーに入れて、56℃で6時間発酵させます。

炊飯器での作り方

炊飯器での作り方
炊飯器での作り方

1. お米0.5合と水180ccで硬めのお粥を炊きます。
2. 1に水を加えてよく混ぜ、60℃前後になるまで冷まします。
3. よくほぐした米麹を加えて混ぜます。
4. 炊飯器の保温モードで55~60℃に保ち、ふたを閉めずにぬれた布巾で覆い、時々混ぜて温度を確認しながら、6~9時間保温し、甘くなったら完成です。
※途中、温度が60℃を超えるようでしたら、保温モードを切り、温度が下がってきたらまたスイッチを入れるなどの温度管理をしてください。

おすすめの飲み方

そのまま冷やして飲みます。温めるときは60度以下で美味しくいただいてください。
豆乳や牛乳と混ぜていただくとより美味しくいただけます。

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