3月は、お祝い事や旅立ちの季節です。イベントごとが多いこの時期でも、3月3日のひな祭りは大切にしたいですね。
ひな祭りのお祝いや、持ち寄りパーティなどに役立つメニュー『発酵ちらし寿司』
今回は、ひな祭りのお祝いや、持ち寄りパーティなどに役立つメニューを作ってみました。その名も、『発酵ちらし寿司』! 見た目にも華やかでヘルシー、かつ、発酵力も増し増しの『発酵ちらし寿司』です。
錦糸卵ではなく炒り卵でOK!『発酵ちらし寿司』はとっても簡単
参加者の方に喜んでいただけるだけではなく、作る側も簡単にできちゃいます♡ 卵も、錦糸卵ではなく炒り卵にすることで、グンと調理の時短に。炒り卵は、食べやすくて見た目にもかわいいですよね。緑の彩には、旬の菜の花を湯がいて乗せるだけで春らしさが出ます。
もてなす側も、もてなされる側もハッピーになる、春にピッタリの『発酵ちらし寿司』レシピをご紹介します。
酢飯と炒り卵は、砂糖の代わりに甘酒を使用!ヘルシーで優しい甘さの『発酵ちらし寿司』をひな祭りに♡
お砂糖を使わずに甘酒を使った酢飯と炒り卵を使います。甘味付けの役割を、酢飯だけではなく炒り卵にも担ってもらうことで、ちらし寿司全体にほどよく甘さが回ります。その甘味も、お砂糖ではなく甘酒! とってもヘルシーですね。
甘酒は沸騰させて、酵素を失活させてからすし酢に合わせて、酢飯に使いましょう
甘酒を使ったすし酢で酢飯を作る場合は、少し注意が必要です。甘酒には、お米のでんぷん質を分解する酵素が含まれています。その酵素がお米を分解してお米がパラパラになってしまうので、甘酒を沸騰させて酵素を失活させてから使うのがコツです。
発酵ちらし寿司│発酵ひな祭りレシピ
発酵ちらし寿司の材料(4人分)
酢飯用の米
・米 3合
・雑穀米 1袋
甘酒の寿司酢
・甘酒(麹だけの物) 100g
・米酢 60cc
・塩 大さじ1/2
甘酒炒り卵
・卵 3個
・甘酒 大さじ3
・塩 小さじ1/3
・炒め用油 適量
トッピング
・茹でた菜の花
・桜でんぶ
発酵ちらし寿司の作り方
1. 雑穀ご飯は、水分を1割ほど控え、固めに炊きます。
2. 甘酒はミキサーにかけて滑らかにしておきます。
3. 小鍋に甘酒すし酢の材料を入れ、よく混ぜて火にかけ沸騰させて人肌に冷ましておきます。
4. 炊きあがった雑穀ご飯は、温かいうちに甘酒すし酢を回しかけ、切るように混ぜ合わせ、布巾をかけ冷ましておきます。
5. 卵3個は割りほぐし、甘酒と塩を加え良くかき混ぜ、油を温めたフライパンに流し入れ、弱火でゆっくり色よい炒り卵を作ります。
6. 菜の花は、サッと茹でて刻んでおきます。
7. 酢飯が冷めたら、甘酒炒り卵、桜でんぶ、茹でた菜の花を色よく飾り、いただきます。