イベント・講座

2019年03月27日

【仲間募集中‼】神崎町に新たな醸し場「発酵COMPANY」がスタート

haccola読者にはもうおなじみ、でしょうか。千葉県の神崎(こうざき)町といえば、340年以上続く寺田本家があり、年に1度開催される「発酵の里こうざき 酒蔵まつり」では6万人もの訪問者を誇るという、文字通り「発酵の里」として知られた町。普段はとても静かな神崎町ですが、また新たな発酵の試みが進んでいることを、ご存知ですか?

寺田本家が大好きな人も、これから知るという人も

寺田本家全面協力のもと、「発酵COMPANY」のメンバー自らの手でつくったお米を醸したオリジナル商品『みんなのどぶろく』

現在進行中のプロジェクトとは、「発酵COMPANY(カンパニー)」。詳しくおうかがいしたところ、当初の想像を超えたステキな企画が進んでいました。

お話を聞かせてくれたのは、普段は会社員としてお勤めをされがらご自身で発酵に関する学びを深めているという春奈さんです。

春奈さん

まずは、“コンセプト”がステキな「発酵COMPANY(カンパニー)」

「発酵VILLAGE(ビレッジ)構想」というコンセプトとは?

発酵COMPANYとは、“発酵”を軸にしてさまざまな人が行き来する場を作ろうという大きな構想、その名もずばり「発酵VILLAGE(ビレッジ)構想」がコンセプトにありました。寺田本家の周辺に、発酵に関する企業・団体・店舗などを増やし、老いも若きも、洋の東西も問わず、むしろカオスな多様性を是とするそう。

まるで無数に集った微生物たちが助け合う関係性を彷彿させる発酵VILLAGEの展望

春奈さんのお話を聞きながら、町の一部がさらに濃い“発酵集落”となることをイメージしました。人や物が行き来し、新たに集う人同士でまた新しいケミストリーが自然発生することを願うという発酵VILLAGEの展望は、まるで無数に集った微生物たちが助け合う関係性を彷彿させます。

「発酵COMPANY(カンパニー)」は、場づくりの“アイディア”もステキ

寺田本家の隣にあった古いビル「江戸屋」の改装

発酵VILLAGEの出発点として、まずは寺田本家の隣にあった古いビルの改装が着手されました。かつて、まだ東京が江戸だった時代に、江戸で学んだことを神崎に持ち帰った創業者が「江戸屋」と名付けて商いをされていたという歴史のあるこちらの建物。現在ご縁があって寺田本家の所有ビルとなり、発酵VILLAGEに向けた改装が始まっています。

発酵VILLAGEに向け、旧「江戸屋」を「edoya」として改装

仕事も活動もばらばらでありながら、同じ目的に向かって作業日を設定して集い、定期的にDYIを進めている、春奈さんを含む発酵COMPANY発足メンバーの皆さん

旧「江戸屋」を「edoya」として改装するのは、春奈さんを含む発酵COMPANY発足メンバーの皆さん。普段はそれぞれ仕事も活動もばらばらでありながら、同じ目的に向かって作業日を設定して集い、定期的にDYIを進めています。
前テナントがクローズして以来しばらく使われていなかった旧「江戸屋」から廃材を取り出し、内装を整える。人手と根気のいる作業が回を追うごとに進み、期待に満ちた場が生まれ変わる瞬間を重ねているそうです。

「まずは1階を、発酵食品が買えたり、イートインスペースがあるような店舗にして。奥も広いので、オープンキッチンやワークショップの場所もほしいと話しています」(春奈さん)

すでに1階の構想だけでも楽しい場になることが想像できますが、その先もさらに、遠方から来訪する方のための宿泊スペースを2階に、イベントやシェアオフィスのようなコワーキングスペースを3階に、とビル丸ごと発酵の拠点にする予定だとか。

「発酵COMPANY(カンパニー)」の構想にかける“時間軸”もまたステキ

『edoya』の進展と並行して進む発酵VILLAGE構想は「今後10年くらい掛けて進める」予定

「edoya」の進展と並行して進む発酵VILLAGE構想は「今後10年くらい掛けて進めたい」そうで、このタイムスパンもまた、自然の営みのなかで無理のない変化を心がけているように感じました。ゆっくりと、でも確実に変えること。じっくり取り組む姿勢がうかがえます。

まずは「発酵MARCHE(マルシェ)」をスタート!

2019年8月、『edoya』1階で「発酵MARCHE」を主催

発酵COMPANYでは早速、ゆっくりでも確実な最初の第一歩として、2019年の8月に「edoya」1階でマルシェを主催するそうです。事実上の「edoya」オープンとなるこの日を「発酵MARCHE」と銘打って、以後毎月1回の開催を予定しています。

毎年「酒蔵まつり」で寺田本家が行う「お蔵フェスタ」には、日本酒に限らず様々な発酵食品、おいしくて体にいいお菓子やうれしい調味料などがズラッと一同に揃いますが、小さくとも充実した場所が毎月楽しめるなんて、発酵ファンとして見逃すことはできませんね。

求む、「発酵COMPANY(カンパニー)」の仲間たち

現在、毎回10〜15名前後が作業を進める発酵COMPANYでは、このコンセプトに賛同し、一緒に発酵VILLAGEを作る仲間を歓迎しているとのこと。発酵や場づくりに興味がある方はどうぞ、Facebookやinstagramの発信をチェックされてみてください。

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発酵COMPANY Twitter

クラウドファンディングもラストスパート!

さらに現在は、発酵MARCHEの開催に向けて、改装費用をクラウドファンディング中です。

もっとも気になるリターン品はズバリ『みんなのどぶろく』

発酵COMPANYに参加したいけど遠方在住や多忙により難しい…という方はこちらのクラウドファンディングで参加されるのがオススメ。魅力的なリターン品が揃っているので、どれにしようか悩む方も多いかもしれませんが、haccola編集部がもっとも気になるリターン品はズバリ『みんなのどぶろく』です。

haccola編集部がもっとも気になるリターン品『みんなのどぶろく』

こちらのどぶろくは、寺田本家の指導のもと現発酵COMPANYメンバーが仕込んでくれるというかなりスペシャルな逸品。「edoya」オープニングパーティーで手渡しされるという特別感も魅力的。まちがいなく一期一会のどぶろくと言えそうです。

あなたも新たに発酵VILLAGEの仲間になって、8月末、「edoya」でお会いしましょう!

クラウドファンディング『発酵の里 神崎で「発酵MARCHE」をはじめたい!(CAMPFIRE)』

やなぎさわ まどか

やなぎさわ まどか

フリーライター/ 通訳翻訳コーディネーター。10代後半から20代前半の海外生活後、英会話学校のマネージメントやコンサルティング企業に勤務。2011年3月の震災を機に、兼ねてから興味のあった農的な暮らしへの移行を求めて退職。現在はフリーランスにてライターやマネージメントの活動をしつつ、自然との繋がりを深める暮らしの実践中。心はいつでも旅人のままであり、自由と安定のバランスを模索する日々。 Instagram

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