味噌

2019年06月09日

ビニール袋で作る!カンタン♪【ひよこ豆味噌】の作り方

今年もまた、暑さが厳しい季節がやってきます。汗をかいたり、強い紫外線を浴びたりする機会も増え、皮膚のトラブルが出やすい時期となりました。とくに、赤ちゃんやお子様の皮膚トラブルは、アレルギー反応の可能性もあるので、身近な大人が緩和ケアをしてあげたいですよね。

汗をかいたり、強い紫外線を浴びたりする機会も増え、皮膚のトラブルが出やすい時期
汗をかいたり、強い紫外線を浴びたりする機会も増え、皮膚のトラブルが出やすい時期

そこで今回は、大豆のアレルギーがある方でも安心して食べられる、ひよこ豆を使った味噌「ひよこ豆味噌」の作り方をご紹介します。ビニール袋を使って、ご家庭でもカンタンにできるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

ひよこ豆を使った味噌「ひよこ豆味噌」
ひよこ豆を使った味噌「ひよこ豆味噌」

発酵食品で腸内環境を整えることが、アレルギー緩和対策に

そもそも発酵食品は、免疫力を高めたり、アレルギーを緩和してくれる作用があるといわれています。
一般的に、何らかのアレルギー反応で医療機関を受診すると、抗アレルギー薬が処方される場合が多いですが、最近注目されているのが「腸内環境を整えて、腸からアレルギーを緩和する」ことです。

腸内環境を整えて、腸からアレルギーを緩和する
腸内環境を整えて、腸からアレルギーを緩和する

腸内細菌の多様性が保たれていると、アレルギー発症が少ない

その背景には、1980年に行われた研究発表があります。都会に住む子供と農場の子供のアレルギー発症率を比較すると、都会の子供のほうがアレルギーになりやすいという結果が出ました。また、犬や猫などのペットを飼っている家庭と、飼っていない家庭の子供を比較すると、飼っていない子供のほうが発症が多い傾向にあります。そのほか、除菌用スプレーなどの殺菌作用の高いアイテムを頻繁に使っている家庭と、使っていない家庭をくらべると、使っている家庭のほうが発症が多いという研究もあります。
共通することは、“腸内細菌の多様性”です。さまざまな種類の腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)がいたほうが、アレルギー発症が少ないということが明らかになってきているのです。

大豆アレルギーの方は、ひよこ豆の「お味噌汁」を飲もう!

大豆以外のお豆でもお味噌をつくることができる
大豆以外のお豆でもお味噌をつくることができる

腸内環境を整えるために毎日お味噌汁を飲むことは、一番続けやすい発酵食品の取り入れ方で、大変おすすめです。しかし、大豆アレルギーの方は、お味噌汁を控えたほうがいいのでしょうか? お味噌の材料である大豆は、発酵させることで低アレルゲン化され、大豆アレルギーの方でも醤油、味噌、納豆などは食べられる場合もありますが、人によってそれぞれかもしれません。
実は、大豆以外のお豆でもお味噌をつくることができます。今回は、大豆のアレルギーがある方でも安心して食べられて、ビニール袋で簡単にできる【ひよこ豆味噌】の作り方をご紹介します。

ビニール袋で作る!カンタン♪【ひよこ豆味噌】レシピ

ひよこ豆を使った味噌「ひよこ豆味噌」
ビニール袋で作る!カンタン♪【ひよこ豆味噌】レシピ

材料(出来上がり800g程度)

・ひよこ豆(乾燥) 200g
・米麹 200g
・塩 80g
・ひよこ豆の茹で汁(固さ調節) 適量
・食品用ビニール袋 1枚

ビニール袋で作る!カンタン♪【ひよこ豆味噌】レシピの材料
材料

作り方

【前日の作業】
ひよこ豆をよく洗い、3倍程度の水に12時間以上浸けておきます。
(ひよこ豆は、水で戻している間にパチパチ音を立てて戻りますので、驚かないでください)

【当日の作業】
1. ひよこ豆は、浸水した水を捨て、新しい水をひたひたにかぶるくらいの水加減で火にかけて煮ます。
・鍋の場合:沸騰してアクが出てきたら丁寧にすくい取り、さし水をしながら、1時間半程度煮ます。
・圧力鍋:沸騰してアクが出てきたら丁寧にアクをすくい取ってから、ふたをして加圧し、加圧ピンが上がったら20分弱火で加熱し、火を止めて加圧ピンが下がるまで自然冷却します。
★Point!:ひよこ豆を指で挟んでつぶれるくらいの柔らかさを目安に煮ます。

前日の作業
作り方

2. 米麹と塩を混ぜておきます。(この作業を「塩切」といいます) 
3. 煮上がったひよこ豆は、ザルに取って冷まして、煮汁は取っておきます。
4. ひよこ豆が人肌に冷めたら、ビニール袋に入れて手指や麺棒で粒がなくなるまで潰します。

作り方
作り方

5. 塩切した麹を、潰したひよこ豆が入ったビニール袋に入れて混ぜ合わせ、耳たぶくらいの固さに調整します。
★Point!:固いようならひよこ豆の茹で汁を加えてください。また、ビニール袋が破れそうなら、2重にしてください。

作り方
作り方

6. ひよこ豆味噌をひとまとめにして、空気を抜いて袋の口を結んで閉じます。(容器に入れる場合は、消毒した容器に入れてください)

★Point!:固いようならひよこ豆の茹で汁を加えてください。また、ビニール袋が破れそうなら、2重にしてください。
作り方

7. 直射日光の当たらない、風通しの良いところに置き、夏は3~6か月、冬は6か月から1年程度、室温で発酵させてください。

ひよこ豆の煮汁は捨てないで、【ヴィーガンメレンゲ】を作ろう!

ひよこ豆の煮汁は捨てないで!
ひよこ豆の煮汁は捨てないで!

実は、ひよこ豆の煮汁は【ヴィーガンメレンゲ】になります。捨てないで取っておいてくださいね。


発酵教室でひよこ豆味噌つくりにチャレンジしよう!

でもやっぱり1人でのチャレンジはちょっと…という方には、著者が主宰する『糀キッチン』にて、季節に合った発酵教室を開催しております。ひよこ豆の味噌教室も開催いたしますので、是非お越しください。

糀キッチンHP:http://kouji-kitchen.com/

香坂つぐみ

香坂つぐみ

発酵料理研究家、発酵教室『糀キッチン』主宰。みそソムリエ、パンシェルジュマイスター、製菓衛生師、家庭科教諭免許保有。手作り発酵食品の仕込みや発酵食品を使った発酵家庭料理をご提案させていただいています。発酵手作りご飯生活応援中。ホームページ:発酵教室『糀キッチン』、ブログ:香坂つぐみの素敵な発酵生活2

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