日本酒講座

2019年07月07日

超有名な日本酒「男山」にも色々あるって知ってた? │マダム下宮のやさしい日本酒講座 vol.9

東京・東中野にある、少量生産日本酒の専門店「美酒和膳 ひがし中野 しもみや」。本格的な和食とのペアリングで日本酒の提供してくれる同店のマダム・下宮みどりさんによる、ビギナーのためのやさしい日本酒講座、好評開講中です♪

「美酒和膳 ひがし中野 しもみや」とはどんなお店? くわしくはこちら≫

第9回目は、超有名な日本酒「男山」について、マダム下宮に聞きました。

ハッコラ編集部:「男山にもいろいろあるって本当ですか?」
マダム下宮:「そうなんです、男山はひとつではなのよ(フフフ)。全国には20種あまりの男山があるんです」

「美酒和膳 ひがし中野 しもみや」のマダム下宮
「美酒和膳 ひがし中野 しもみや」のマダム下宮

超有名な日本酒「男山」が20種類もあるなんて…! マダム下宮のやさしい日本酒講座、第9回目の始まり始まり…!

男山、飲んだことありますか?

男山、飲んだことありますか?
男山、飲んだことありますか?

全国に20銘柄以上ある「男山」

日本酒を代表する銘柄の「男山」を飲んだことがある方も多いかと思います。
飲んだことのある方、どこの「男山」を飲みましたか? 実は、「男山」はたくさんあるんですよ。「男山」と書いた銘柄の頭に「〇〇男山」と書いてありませんでしたか? 「男山」は全国に20銘柄以上あると聞いています。驚きますよね。

日本各地に男山がたくさんあるのはなぜ?

京都府八幡市の男山八幡宮(現在は石清水八幡宮)
京都府八幡市の男山八幡宮(現在は石清水八幡宮)

男山の元祖は、北海道旭川市の「男山株式会社」

その理由は、諸説あるようです。
そのひとつ、京都府八幡市の男山八幡宮(現在は石清水八幡宮)でこの名前を思いつき、伊丹にある自分の蔵に帰って作り始めたのが、最初の「男山」のようです。現在、この蔵は北海道旭川市に移り、今も「男山株式会社」としてお酒を造っています。「男山」というと北海道と連想するのは、ここから来ているのではないでしょうか。
この「男山」が歌舞伎の中で登場したり、浮世絵に描かれるようになり、日本酒といえば「男山」か「剣菱」といわれるくらい人気銘柄になっていったようです。それにあやかりたいと全国に広がっていったようですね。

マダムがいちばん好きな「男山」はどれ?

マダムがいちばん好きな男山はどれ?
マダムがいちばん好きな男山はどれ?

青森県の「陸奥・男山の裏ラベル」

あまりたくさん「男山」を飲んだ訳ではありませんが、青森県の「陸奥・男山の裏ラベル」はおすすめします。お米の旨味と深い味わいが口いっぱいに広がる銘酒です。しっかりした味わいがあるので、濃い味付けの料理に合うと思います。食事の中判あたりにいかがでしょうか。見つけたら飲んでみて下さい。

自分好みの「男山」に出会ったら?

自分好みの「男山」に出会ったら?
自分好みの「男山」に出会ったら?

銘柄の頭に何と書いてあったのかを覚えておいて

「男山」という銘柄はたくさんありますが、「男山」といえば北海道といわれるくらい、男山株式会社の「男山」だけは頭に何も付きません。それだけは覚えて置いて下さい。
もし、自分好みのおいしい「男山」に出会った場合、銘柄の頭に何と書いてあったのかを覚えておくことが大事になります。プレゼントで差し上げるにしても、相手がどこの「男山」を飲んでいるのか調べて贈ると、さらに喜ばれますね。「男山」は日本中にたくさんある事を覚えておくと、より楽しみ方も広がりますよ。

マダムおすすめ!今飲みたい日本酒はこれ!

秋田県「秋田清酒」の『やまとしずく・純米・夏のヤマト』

秋田県「秋田清酒」の『やまとしずく・純米・夏のヤマト』
秋田県「秋田清酒」の『やまとしずく・純米・夏のヤマト』

販売契約店のみの限定販売品です。酸味が利いていてクールな味わいは、夏の暑い季節にはもってもいの1本ですね。キリッとしていいですよ!

秋田清酒

神奈川県茅ヶ崎市「熊澤酒造」の『天青・純米吟醸・千峰・夏酒』

神奈川県茅ヶ崎市「熊澤酒造」の『天青・純米吟醸・千峰・夏酒』
神奈川県茅ヶ崎市「熊澤酒造(株)」の『天青・純米吟醸・千峰・夏酒』

夏酒の中でおすすめの1本です。バランスの良さは今年も期待を裏切りません。夏の間、売り切れにならないように、必ず沢山仕入れています。杜氏は農大の後輩です。

熊澤酒造

長野県塩尻市「美寿々酒造」の『美涼(みすず)・特純無濾過生・みやまにしき』

長野県塩尻市「美寿々酒造」の『美涼(みすず)・特純無濾過生・みやまにしき』
長野県塩尻市「美寿々酒造」の『美涼(みすず)・特純無濾過生・みやまにしき』

主人の大学時代の同級生が造った夏酒です。初めて造った夏酒ですが、その完成度に驚きました。程よい旨味とキリッとした後味が良いですね。初登場の夏酒、慌てて数本追加購入しました。

美寿々酒造

美酒和膳 ひがし中野 しもみや

しもみやさんの投稿 2016年10月6日木曜日

小泉武夫先生の教え子だったご主人とマダム下宮が営む、少量生産日本酒の専門店「しもみや」

東京農大醸造学科の卒業生で、小泉武夫先生の教え子だったご主人の下宮龍児さんと、マダムの下宮みどりさんが営む、少量生産日本酒の専門店「美酒和膳 ひがし中野 しもみや」。意識して珍しい日本酒だけを置いている訳ではなく、「小さな蔵が伝統を引き継ぎ、自分たちの手で丁寧に作り上げる少量生産の日本酒を楽しんでほしい」、「大量生産では決して出せない本物の日本酒の味を味わってほしい」という想いからセレクトされた日本酒と、季節の発酵料理が味わえるお店です。

しもみやさんの投稿 2016年11月25日金曜日

日本酒と季節の発酵料理のペアリングは、マダム下宮におまかせで安心

旬の食材を活かした、体に優しくて日本酒に合う発酵料理の数々は、まさに“日本酒を楽しむための料理”。ご主人による発酵料理が次々と出されますが、日本酒とのペアリングはマダムにおまかせで安心。料理が出されるタイミングで、その料理と合う日本酒をマダムが出してくれます。
日本酒に詳しくない方も、いろんな日本酒の飲んできた方も、ともに大満足すること間違いなし! 東中野の醸し場「美酒和膳 ひがし中野 しもみや」にぜひ足を運んでみてくださいね。

店舗情報

店名:美酒和膳 ひがし中野 しもみや
URL:オフィシャルサイト食べログFacebookページ
住所:東京都中野区東中野1-52-18 クワハウス1階(Google Map
営業時間:PM6:00~AM1:00/LO.12:00
定休日:毎週月曜日
電話/FAX・メールアドレス:TEL&FAX:03-3363-7878 ※ご予約は4名様まで/e-mail:sake-shimomiya@sirius.ocn.ne.jp

下宮みどり

下宮みどり

少量生産日本酒の専門店「美酒和膳 ひがし中野 しもみや」のマダム。1958年、鹿児島県は桜島で生まれ育つ。同店を立ち上げるまで、長くアパレルの仕事に携わる。夫は、同店の店主で東京農大醸造学科のOB、小泉武夫先生の教え子である下宮龍児氏。龍児氏は、同級生は酒蔵の跡継ぎがほとんどという他にない大学で学ぶ。しかし、年々廃業する同級生の蔵の事実を知り、何とかしたいという龍児氏の背中を押し、2004年、夫婦で同店を立ち上げる。手作りされる本物の日本酒は実に数が少なく、出会うチャンスがないため、「感動してほしい!本物の味を知って目覚めてほしい!」と願い、同店を営んでいる。 https://www.shimomiya.jp/

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