トロトロでまろやか♡ 水で仕込む塩麹よりもやさしく、ほんのりチーズのような味わいも楽しめる「豆乳塩麹」とは、どのようなものなのでしょうか?
豆乳塩麹の特徴や普通の塩麹との違い、豆乳塩麹の健康作用とともに、ヨーグルトメーカーを使った豆乳塩麹レシピと室温で作るレシピ、作り方の注意点や賞味期限・保存法をご紹介します!
【豆乳塩麹レシピ】チーズのようなまろやかさ♡水の代わりに豆乳で仕込むだけ!
✔豆乳塩麹のアレンジレシピはこちら
ヨーグルトの代わりにも!クリーミーな万能発酵調味料【豆乳塩麹】アレンジレシピ3品┃タンドリーチキン・チキンハム・白菜スープ
豆乳塩麹とは?
水の代わりに豆乳で作る塩麹で、まろやかなコクと旨み、そして、ほんのりほんのりチーズのような風味が漂う、やさしい味の塩麴になります。
通常の塩麹として使うのはもちろん、お肉やお魚を漬けて下ごしらえをしたり、お酢とオイルを加えてドレッシングやソースとして使うのもピッタリです。
豆乳塩麹の特徴
塩麹を作るときのお水を豆乳に変えて仕込むと、とろみのあるまろやかな豆乳塩麴が出来上がります。
漬け込みに使うとお肉が柔らかくなり、クセのあるお肉やジビエ料理、お魚料理の臭み消しに使えます。
豆乳
普通の塩麹と何が違うの?
一般的な塩麹と、豆乳塩麹の違いは、どのようなところなのでしょうか?
塩麹と豆乳塩麹の違い1:より滑らかで、トロトロとしたテクスチャ
一般的な塩麹より、滑らかでトロトロとしたテクスチャになりますので、料理の下ごしらえとして使うときには、漬け込む材料が絡みやすくなります。
また、料理にそのまま使用するときにも、とろみを加えたり、薄めたりする必要があまりないため、ドレッシングやソースなどに適しています。
塩麹と豆乳塩麹の違い2:まろやかなチーズのような風味
さらに、普通の塩麹との違いは、塩味の他に、まろやかなチーズのような風味がプラスされていることもポイントです。
豆乳と仕込んで発酵させることで、その塩味はさらにやさしく、丸みを帯びてくるのと同時に、チーズを感じさせる香りとコクが生まれます。
豆乳塩麹の健康作用
豆乳塩麹は、豆乳と塩麹の両方の健康効果が期待できます。
豆乳塩麹の健康作用1:アンチエイジング作用や、女性ホルモンの調整
麹の整腸作用や美肌・アンチエイジング作用に加え、豆乳に含まれているイソフラボンには、女性ホルモンが多すぎれば減少させ、不足していれば補うという働きがあります。そのため、女性ホルモンの過剰分泌が一因と考えられている「乳がん」の予防作用があるとされています。
また、女性ホルモンが不足すると、カルシウムの吸収が悪くなり、骨粗鬆症になりやすいとされていますが、その予防にも役立つことが期待されています。
麹
豆乳塩麹の健康作用2:生活習慣病の予防や、ダイエット作用
豆乳には、レシチンという、細胞膜をキレイにする働きを持つ物質も含まれています。このレシチンには血中のコレステロールや悪玉コレステロールを低下させる作用があり、生活習慣病の予防につながると言われています。
さらに、豆乳の大豆タンパク質には、肥満防止などのダイエット作用もあるとされています。これは大豆タンパク質が体内で吸収、分解されるのに時間がかかるため、満腹感が得られやすく、間食予防につながるからです。
豆乳塩麹の作り方・レシピ
作り方は簡単! 普通の塩麹を仕込むときの水の代わりに、豆乳を入れるだけで出来上がります。
豆乳塩麹の材料
豆乳塩麹の材料
・無調整豆乳:200cc
・米麹:100g
・粗塩:40g
豆乳塩麹の作り方(ヨーグルトメーカーで発酵させる場合)
1. 米麹と塩をよく混ぜておきます。
2. 1に40℃程度に温めた豆乳を注いで、よく混ぜます。
3. ヨーグルトメーカーに入れ、56℃で6時間発酵させます。
4. 3を舐めてみて、麹の甘みとチーズのような風味が出ていたら出来上がりです。
豆乳塩麹の作り方(室温で発酵させる場合)
熱湯消毒したガラス瓶などに1と2を入れ、1日1回よく混ぜて、常温で3~5日ぐらい置きます。
豆乳塩麹の作り方
豆乳塩麹作りの注意点
発酵の適温は、25~27℃です。冬に室温で豆乳塩麴を仕込む場合は、温度が低く、カビやすいので注意しましょう。
かびてしまった時は、捨てて新しく作り直してください。
豆乳塩麹の保存法と賞味期限
出来上がったら冷蔵庫で保存し、1週間程度で使い切りましょう。
チーズのようにまろやかで、水の代わりに豆乳で仕込むだけの簡単レシピ「豆乳塩麹」にチャレンジ!
毎日の食卓に欠かせない塩麹を豆乳塩麹にしてみて、味や風味の違いを楽しんでみるのもおすすめです。いつものメニューがバージョンアップされたり、新しいレシピのアイデアも生まれてくるかもしれませんよ!
✔豆乳塩麹のアレンジレシピはこちら
ヨーグルトの代わりにも!クリーミーな万能発酵調味料【豆乳塩麹】アレンジレシピ3品┃タンドリーチキン・チキンハム・白菜スープ