二十四節気レシピ

2020年05月04日

立夏の二十四節気発酵レシピ│発酵調味料「発酵レモン塩」の作り方も!「発酵レモン塩と菜の花の炒め」「インゲンと牡蠣の炒め物」「ホワイトアスパラと刻みテンペとエビのパスタ」

2020年5月5日~19日は、二十四節気の「立夏」にあたります。二十四節気とは、古代中国から伝わった、1年間を約15日間に分けて24等分した暦です。
前回の「穀雨(こくう)」は、二十四節気の6番目の節気で、春の最後の節気。たくさんの穀物を潤す雨で春の終わりを告げてくれました。今回ご紹介する「立夏(りっか)」は、穀雨の次の節気で、二十四節気の7番目にあたります。立夏とは、どのような時期で、どんな食べ物が旬を迎えるのでしょうか? 立夏におすすめの発酵調味料「発酵レモン塩」の作り方や、「発酵レモン塩と菜の花の炒め」「インゲンと牡蠣の炒め物」「ホワイトアスパラと刻みテンペとエビのパスタ」など、みずみずしい初夏の発酵レシピと合わせてご紹介します。

≪目次≫
立夏(りっか)とは
2020年の立夏にやりたいこと
「インゲンと牡蠣の炒め物」レシピ・作り方
発酵調味料「発酵レモン塩」の作り方
「発酵レモン塩と菜の花の炒め」レシピ・作り方
「ホワイトアスパラと刻みテンペとエビのパスタ」レシピ・作り方

立夏(りっか)とは

立夏(りっか)とは
立夏(りっか)とは

いよいよ二十四節気、夏の暦に入りました。2020年の立夏は5月5日となり、「こどもの日」と同じ日。端午の節句、鯉のぼり、菖蒲湯、柏餅を楽しみましょう^^
立夏の時期は、緑がだんだんと濃くなり、心地よい陽気でとても過ごしやすくなる季節です。
立春から数えて八十八夜目、2020年は5月1日に雑節の「八十八夜」を迎えました、この頃に茶摘みを行い新茶が出回ってくると、それに続き新米、新そば、新酒、新豆、新玉ねぎなどのみずみずしい自然の恵みがつぎつぎと登場します。故に、立夏の時期は、田植えなどの農家作業が忙しくなる季節でもあります。
また、人間の体の機能も夏仕様に変化を始めます。季節の変わり目となるため、心臓の動きや新陳代謝が活発になり、体も夏を迎える準備をしています。無理はせずとも、自分のやりたいことなどに挑戦すれば吉とでるような、そんな躍動感や希望に満ちた時期です。

2020年の立夏にやりたいこと

2020年の立夏は、こどもの日(端午の節句)とともに迎えられる特別な年です。今年の立夏は何をして過ごしますか?

菖蒲湯

端午の節句のころ、菖蒲の束が花屋さんで手に入ります。年に一度だけ楽しむ菖蒲湯をぜひ味わってみましょう! 緑の青々とした香りと、少しクセのある独特の香りに包まれます。菖蒲湯で邪気を払い、無病息災を願いましょう。

鯉のぼり

鯉のぼり
鯉のぼり

江戸時代、武家では男の子が生まれると、その家の家紋が入った「のぼり」などを立てていました。一方、江戸時代中期、力をつけてきた町人が、「登竜門」の伝説にちなんで、「どんな環境にも耐えて、立派に成長するように」と願って鯉のぼりを飾るようになったそうです。
「登竜門」とは、激流の滝を登り切った鯉が竜となり、天に登ったという中国の伝説。また鯉は、沼でも池でも生きていけるため、生命力の象徴としてとらえられていたそう。そのような理由から、端午の節句には鯉のぼりが揚げられるようになったと言われています。

立夏の七十二候(二十四節気をさらに3等分したもの)

二十四節気とは、1年間を約15日間に分けて24等分した暦ですが、これをさらに、約5日間をひとくくりとして3つに分けたのが「七十二候(しちじゅうにこう)」です。七十二候は、その季節の様子や生き物の姿を現す名前が付けられています。二十四節気に比べるとあまり知られていない七十二候ですが、より繊細な季節の移り変わりを知らせてくれる暦です。

蛙始鳴(かわずはじめてなく)

冬眠から目覚めた蛙が活発に動き、鳴き始める頃。

蚯蚓出(みみずいずる)

畑土をほぐしてくれるみみずが地上に出てくる頃。動き始めるのが少し遅めです。

竹笋生(たけのこしょうず)

たけのこが出てくる頃。タケノコは一晩で伸びます。すくすく成長し、立派な若竹になるタケノコは健やかさの象徴です。

立夏に旬を迎えるおすすめの養生野菜

いちご、ホタテ、明日葉、新ジャガイモ、夏ミカン、ソラマメ、サラダからし菜、ルッコラ、クレソン、にら、レタス、セリ、三つ葉、豆苗、ホワイトアスパラガス、アスパラガス、セロリ、きゅうり、ヤングコーン、ミョウガたけ、フキ、島ラッキョウ、ごぼう、新玉ねぎ、長芋、トマト、スナップエンドウ、グリンピース、タラの芽、行者ニンニク、うど

「インゲンと牡蠣の炒め物」レシピ・作り方

「インゲンと牡蠣の炒め物」│立夏の二十四節気発酵レシピ

牡蠣は出汁が出やすいので、米粉や片栗粉で表面を包んで揚げると、旨味を閉じ込めて食感もよくなり、味も絡みやすくなるのでおすすめです!

材料

牡蠣 6個~
小松菜 1束 4㎝ざく切り
インゲン 10本 4㎝カット
にんにく みじんぎり 小さじ1
米粉 大さじ1~
ごま 大さじ1~
醤油糀 大さじ1.5~
塩糀 大さじ1~
みりん 大さじ1.5~
ごま油 大さじ1

作り方

1、フライパンにニンニクとオイルを熱して香りを出す
2、小松菜とインゲンと塩糀を入れて炒める
3、大き目のポリ袋に米粉と牡蠣を入れ、空気を入れパンパンにした状態で袋を閉じ、牡蠣全体に米粉がつくように混ぜる
4、米粉のついた牡蠣を小松菜とインゲンが入ったフライパンの中に入れる
5、みりんと醤油糀をまぜ全体に回しかけ、中火でフタをして火を通す。
6、牡蠣に火が通ったらごま油とゴマを和えて完成

「発酵レモン塩と菜の花の炒め」と発酵調味料「発酵レモン塩」レシピ・作り方

「発酵レモン塩と菜の花の炒め」│立夏の二十四節気発酵レシピ

「発酵レモン塩」という発酵調味料を使って菜の花をサッと炒めました。発酵レモン塩は長期保存できて、どんな料理にもさわやかな酸味を与えてくれる素晴らしい発酵調味料です!

発酵調味料「発酵レモン塩」レシピ・作り方

材料

レモン(皮ごと使うため国産有機レモンがおすすめ)
レモン総量10%の天日塩

作り方

1、レモンをきれいに洗う。
2、レモンの皮と身の間のふわふわした部分を取り除く。種も取る。
3、レモンの皮と身の総量を測り、10%の塩を入れる。
4、フードプロセッサーで液状にして瓶に入れる。
5、1週間ほど常温発酵させた後冷蔵保存で半年間ほど持ちます。
☆次回でより詳しく効能や使い方などを紹介します!

「発酵レモン塩と菜の花の炒め」レシピ・作り方

材料

菜の花 1束 4㎝ざく切り
塩麹 大さじ1
レモン塩 小さじ1

作り方

1、フライパンで油を熱し、菜の花と塩麴を入れ炒める。
2、ある程度火が通ったらレモン塩を入れて全体にいきわたったら完成。

「ホワイトアスパラと刻みテンペとエビのパスタ」レシピ・作り方

「ホワイトアスパラと刻みテンペとエビのパスタ」│立夏の二十四節気発酵レシピ

旬のホワイトアスパラのみずみずしい食感とざく切りにしたテンペの食感が新鮮なパスタです。全粒粉パスタなど、噛み応えのあるパスタで作るのがおすすめです。

材料(2人分)

ホワイトアスパラ 4本~ 根元の皮をむき3㎝にカット
テンペ ざくぎり 大さじ4~
エビ 6尾 半分にカット

にんにく みじんぎり 大さじ1~
赤トウガラシ 少々
オリーブオイル 大さじ2~
塩麴 大さじ1~

イタリアンパセリ ざく切り 少々

作り方

1、フライパンににんにくとオイルを熱し香りを出す
2、そこへエビとテンペと塩麹を入れ、弱火で香りを出す。
3、最後にホワイトアスパラを入れサッと炒める。パスタに味が絡みつきやすいようにパスタのゆで汁を加え濃いスープを作る。
4、ゆであがったパスタをフライパンの中に入れ全体を和えて、塩麴とオリーブオイルをお好みで足して完成。

立夏のお家時間を楽しもう!

お家で過ごすことが多く、いままでとは違う環境で戸惑っている方も多いと思います。心身共に健康でいるために毎日の料理は欠かせませんが、気負いすぎてストレスになってしまってはせっかくの楽しいひとときも台無しになってしまいかねません。
ハレとケの食事があります。お家でお母さんが作ってくれる食事は健康な体と心を作る食事、人間の基本的な食の役割を大いに果たす「ケ」の食事です。質素でも地味でも良いと思います。
冷凍や作り置きなどを駆使して、無理せず、ご自身のペースを保ちながら、お家での料理を楽しく続けていきましょう!

林佑香

林佑香

発酵こめはな教室/塩糀と発酵玄米を広めるひと/発酵研究/楽しそうなお祭りの出店/料理が苦手、きらいなひとの力になりたいひと。 1989年、北海道に生まれ育つ。学生時代、自身の過食による体の不調と精神の不安定さに悩み食に目覚める。体と心に美味しい食を探しマクロビから始まり様々な食の分野を学び発酵にたどり着き、現在は発酵の力を借りて体と心が幸せになる料理を軸に活動している。ミッションは「料理がきらい、にがて、めんどくさいをこの世からなくして、毎日が笑顔で過ごせる料理が自分と家族のために作れるようになる女性を増やすこと」 Instagram:@yuka_komehana/Official site: http://komehana.hacca.jp/

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