キムチ

2018年08月17日

発酵食品に「食べ合わせ」はあるの?【教えて!小泉武夫先生】

発酵食品やその食文化における第一人者として日本でもっとも有名な小泉武夫先生。月光仮面ならぬ「発酵仮面」という異名も持つ小泉先生に、発酵食品について教えていただきました!

発酵食品、どうやって食べていますか?

発酵食品、どんなものと一緒に食べる?
発酵食品にも食べ合わせってあるの?

毎日の食卓に欠かせない発酵食品。みなさまはどんなものと一緒に食べていらっしゃいますか? 調味料としても、食材としても、たくさんの種類がある発酵食品ですので、ご自身なりの“発酵食品の食べ方ルール”などをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

せっかくだったら、よりおいしく、健康効果を最大にして食べたい発酵食品

発酵食品をよりおいしくいただくことはもちろんのこと、同時に健康効果もしっかりと取り入れたいですよね。
たとえば、「刺身とワサビは〇、天ぷらとスイカは×」のように、一緒に食べることで体に良い・悪い、と言われている食べ合わせがありますが、発酵食品にもそのような“食べ合わせ”は存在するのでしょうか? 小泉先生に質問してみました!

Q: 発酵食品に「食べ合わせ」はあるのでしょうか?

A: 発酵食品に、悪い意味での「食べ合わせ」はありません

たとえば、強いお酒を飲みながらヨーグルトを食べたとしたら、アルコールが乳酸菌を殺してしまうかもしれませんが、それは無理やり考えたレベルの話です。

いろんな発酵食品を食べると、それぞれの良いモノが体の中に入ってくる

むしろ発酵食品は逆。いろいろな発酵食品を組み合わせて食べると、それぞれの良いモノが体の中に入ってくる、と考えた方が良いくらいです。

ベストな発酵食品の組み合わせは、乳酸菌が増える「漬け物」と「ヨーグルト」。「キムチ納豆」も良い

「漬け物」と「ヨーグルト」
「漬け物」と「ヨーグルト」

最も良いとされる発酵食品の組み合わせは「漬け物」と「ヨーグルト」。乳酸菌がとても増えます。キムチ納豆も良いですね。
発酵食品に悪いものはありませんから、食べ合わせの「悪い」ものもありません。良いものが多過ぎるくらいです。

小泉武夫

小泉武夫

1943年福島県の酒造家に生まれる。 東京農業大学名誉教授。農学博士。専攻は食文化論、発酵学、醸造学。 現在、鹿児島大学、琉球大学、広島大学大学院医学研究科、石川県立大学ほかの客員教授を務める。 特定非営利活動法人発酵文化推進機構理事長。全国発酵のまちづくり協議会長。全国地産地消推移新協議会会長(農水省)、「和食」文化保護・継承国民会議委員(農水省大臣官房)、食料自給率向上協議会会長(農水省大臣官房)など、食に関わる様々な活動を展開し、和食の魅力を広く伝えている。 著書に、『食あれば楽あり』(日本経済新聞社)、『発酵食品礼賛』(文春新書)、『食と日本人の知恵』(岩波現代文庫)、『食の世界遺産』(講談社)、『江戸の健康食』(河出書房新社)、小説『夕焼け小焼けで陽が昇る』(講談社文庫)、『猟師の肉は腐らない』(新潮社)、『幻の料亭・日本橋「百川」黒船を饗した江戸料理』(新潮社)など単著は140冊を超える。日本経済新聞に連載の「食あれば楽あり」は現在24年間にわたり連載中。丸ごと小泉武夫 食マガジン  NPO法人発酵文化推進機構

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