甘酒

2020年03月18日

スパイシーでマイルド♡豆板醤と甘酒を使った「発酵薬膳火鍋」レシピ

前回ご紹介した「発酵鍋の代表格!台湾の“酸っぱ鍋”「酸菜白肉鍋(スワァンツァイ パイロウグゥオ)」レシピ」に続き、今回は、“辛い鍋”を代表する「火鍋」レシピをご紹介します。

スパイシーでマイルド♡豆板醤と甘酒を使った「発酵薬膳火鍋」レシピ
スパイシーでマイルド♡豆板醤と甘酒を使った「発酵薬膳火鍋」レシピ

火鍋に欠かせない調味料「豆板醤」は、言わずと知れた発酵食品。今回のレシピには、同じく発酵食品である「甘酒」と、お家でも手に入りやすい薬膳食材を加え、まろやかでスパイシーなしゃぶしゃぶ風の火鍋に仕上げてみました。当記事では、そんな「発酵薬膳火鍋」のレシピや作り方と合わせて、そもそも火鍋とはどんな鍋料理なのか、火鍋の健康作用についてもご紹介します。

火鍋とは?

火鍋とは?
火鍋とは?

火鍋とは、中国の鍋料理で、「火にかけて煮込みながら食べる」料理を指します。火鍋と聞くと、唐辛子をふんだんに使った真っ赤な激辛鍋をイメージしますが、中国では、一般的な鍋料理のことも火鍋と呼んでいるそう。辛さが魅力の四川料理でおなじみの四川省や、その隣の重慶市で食べられる火鍋は辛く、海に面した広東省で食べられる火鍋は海鮮風、モンゴルから伝わったとされる羊肉を使った昔ながらの火鍋は北京で食されるなど、地域によって材料や味付けは変わるようです。
また、中国本土だけではなく、華僑・華人社会のある香港、台湾、マレーシアでも、火鍋は大いに親しまれています。

火鍋の健康作用とは?

火鍋の健康作用とは?
火鍋の健康作用とは?

日本でも、火鍋専門店や火鍋をメインとした中華料理店がたくさんあり、女性客をメインとしてにぎわっていますね。メニューの中には「薬膳火鍋」なるものもあり、唐辛子や山椒など調味料が入った麻辣スープに、香辛料や生薬などの薬膳食材が加わって、女性にうれしい健康美容作用も期待できそうです。
今回のレシピには、ご家庭でも使いやすく、スーパーなどでも販売されている薬膳食材を使ってみました。

ナツメ

ナツメ
ナツメ

ナツメは、かの楊貴妃も食べていたといわれていたり、1日3粒食べたら若々しくいられるなど、女性の美に深くかかわる薬膳食材とされています。
生のナツメはサクサク食感、乾燥なつめは甘みが少ないドライプルーンのようで、薬膳料理にたびたび登場します。鉄分、カルシウム、カリウム、食物繊維、サポニンなど、女性にやさしい成分がたっぷり含まれているナツメを火鍋に入れて、その恵みを大いに受け取りましょう。

クコの実

スーパーフードとしても知られているクコの実は、目にいい薬膳食材だといわれています。真っ赤で小さい粒をしており、見た目にもかわいらしいのが特徴です。抗酸化作用や滋養強壮にも作用するとされており、その人気は欧米のセレブたちの間にも伝わっているのだそうです。

ショウガ

体を温めて発汗させる作用があります。冷え性の方には特に摂っていただきたい薬膳食材でもあります。また、殺菌作用もあるとされており、ショウガを取り入れると胃痛や吐き気を抑制してくれるともいわれています。

スパイシーでマイルド♡豆板醤と甘酒を使った「発酵薬膳火鍋」レシピ

スパイシーでマイルド♡豆板醤と甘酒を使った「発酵薬膳火鍋」レシピ
スパイシーでマイルド♡豆板醤と甘酒を使った「発酵薬膳火鍋」レシピ

火鍋にはいろいろなレシピがありますが、今回はお家でも簡単にできる材料を使った作り方をご紹介します。火鍋に欠かせない発酵調味料・豆板醤と薬膳食材を加えたスパイシーなスープに甘酒を加え、まろやかに仕上げたしゃぶしゃぶ鍋にしてみました。

材料(2人分)

火鍋の調味料
(a)
・ごま油 大さじ1
・豆板醤 大さじ2~3
・しょうが 1/2片
・にんにく 1片

火鍋の調味料
火鍋の調味料

(b)
・麹甘酒 300ml
・水 200ml       
・しょうゆ 大さじ1
・乾燥クコの実 適宜
・八角 適宜
・ナツメ 適宜

火鍋の材料
火鍋の材料

具材
・豚バラ肉(しゃぶしゃぶ用) 300g
・長ねぎ 1本
・豆苗 70g
・厚揚げ 1枚
・乾燥きくらげ 3g
・乾燥春雨 40g

つけダレ
・ねりごま 大さじ1
・ごま油 大さじ1/2
・みそ 大さじ1
・しょうゆ 小さじ1
・酢 小さじ1
・水 大さじ2

作り方

1. 乾燥きくらげ、クコの実は約30分水に浸けて戻し、春雨も表示に従って戻します。
2. しょうが、にんにくはみじん切り、長ねぎは薄い斜め切り、厚揚げは一口大に切っておきます。
3. つけダレの材料を全て混ぜ合わせ、ごまダレを作ります。
4. 鍋に(a)を全て入れじっくりと弱火にかけ、香りが立ってきたら(b)を加えてひと煮たちさせます。

作り方
作り方

5. 2の鍋に具材、豚肉をしゃぶしゃぶし、お好みでごまダレにつけていただきます。

〆におすすめなのは?

中華麺やご飯、うどんなどがおすすめです。卵をいれて軽くかき混ぜ、半熟ぐらいが食べごろです。

スパイシーでマイルドな「発酵薬膳火鍋」をご自宅で

今回は、お家でも食べられる「発酵薬膳火鍋」レシピをご紹介しました。本場中国では、冬に限らず、一年中火鍋を食するそうです。季節の変わり目でもあるこの時期にこそ、ぜひ体が喜ぶ「発酵薬膳火鍋」をいただいてみてくださいね。

香坂つぐみ

香坂つぐみ

発酵料理研究家、発酵教室『糀キッチン』主宰。みそソムリエ、パンシェルジュマイスター、製菓衛生師、家庭科教諭免許保有。手作り発酵食品の仕込みや発酵食品を使った発酵家庭料理をご提案させていただいています。発酵手作りご飯生活応援中。ホームページ:発酵教室『糀キッチン』、ブログ:香坂つぐみの素敵な発酵生活2

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